2009年5月9日土曜日

カメラ屋さん(Hunt's Photo and Video)

そもそもこのブログを始めたのは、また写真でも始めようかと、何となく思い立ったからだ。今はSonyのコンパクト・デジカメCyber-Shot(5.0 mega pixels)を使っていて、それなりの写真は撮れるが、もう一つシャープな写真にならない。10万円程度のデジタル一眼レフ・カメラを買おうと思うが、この価格帯はエントリー・クラスと呼ばれていて、写真を趣味にしようというような人はもう少し高いのを買うべし、というメッセージが受け取れるが、大きなお世話だ。全く金銭感覚を疑う。

カメラは自分の手に合うかどうかが大事だから、主だったデジタル一眼レフ・カメラを見に、二つ隣町のメルロース(Melrose)まで出かけた。会社の同僚に教えてもらったハンツ・カメラ店(Hunt's Photo & Video)はこの辺では最大の小売店らしい。店の概観は無味乾燥・実用一点張りだが、内部は広くて、朝から客も多かったが店員の数も多い。CanonとかNikonとかのメーカーごとにカウンターがあって、店員に自分の要望を伝えると、これなんかどうです?、という感じでようやくカメラに触れることができる。いろいろ説明が聞けるのはありがたいが、静かに自分で見て回りたい。また、メーカーの店員なので、他機種との比較に関するアドバイスが得られない。

結局分かったのは、PanasonicのLumix G1は小さくて軽いが、ファインダーのイメージが実像ではなく液晶の画像なので嫌いだということ。大きさはCanon、Nikonでも許容範囲で他の機能は両社互角。レンズは広角から望遠までを一本でカバーするのが欲しいので、Tamuronがいいかも。Minoltaのレンズを持っているので、Sonyのボディだけを買うのが最も安上がりだが、どうだろう。

もう少し話を続けると、そもそも30年以上前に始めての海外旅行でインドに出かけたとき、初めての一眼レフ・カメラ、しかもニコンのF2を買った。しかし、旅の終わりにネパールのカトマンズで売ってしまった。水中カメラもニコノスを使っていたが、これもフィリピンに潜りに行ったときに売ってしまった。ひょっとして、いいカメラが居つかない運命なのかもしれない。

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