レキシントンの南に隣接するウォルサム(Waltham)にあるコスコ(Costco Wholesale)に買い物に出かけた。車で15分弱。明日、7月4日は独立記念日ということで、今日は会社がお休み。
コスコはアメリカに本社を置く会員制のウェアハウス・クラブ(会員制倉庫型卸売小売)チェーン。年会費は60ドル程度だったと思う。会員しか中に入れない。
右の写真のように、入荷したままのパレットに乗っている商品を大型の倉庫に並べて販売することにより、管理や陳列にかかるコストなどを徹底的に抑えるコンセプト。日本では、中国の船会社COSCO(China Ocean Shipping)と区別するために「コストコ」と呼ばれているようだが、こちらの発音はコスコだ。
店内はご覧のように何でも大量に売っていて、客も大きなカート一杯に大量に買っていく。このスラリとした女の子も、チョコレートの食べすぎでいつか巨大になるかも。
店においてある商品については、既知の商品であるとか、デザインが気に入っているとかであれば、大抵は他所で買うより格段に安い。
また返品に非常に大らかで、保障期間を過ぎた商品でも返品できる。先日、3年ほど使ったCDプレーヤーを返してしまった。インターネットで買った商品を店で返品することもできる。
先日ニューヨークへ向かう途中、GPS(カーナビ)の充電装置の不具合で電池の残量が少なくなってきた。電池がなくなってしまうと身動きがとれないので、急きょ最寄のコスコへ行き、新しいGPSを買って無事ニューヨークで迷うことなく行動することができた。家に帰ると充電装置は簡単に修理できたので、買ったGPSはこのコスコで返品。これがアメリカ・スタイルなのだ。購入から1ヶ月以内の返品を断られるということはない。気に入らないというのもりっぱな返品理由になる。だから、パーティーの前にドレスを買って、翌日返品するというのは「アリ」だと思う。
薬がこういう店で買えたり、インターネットで買えたりするのはアメリカの利点だ。右の写真のClaritin(クラリティン)もZyrtec(ズィルテック)もかなり強いアレルギーの薬。日本ではクラリティンも処方箋が必要だし、ズィルテックはさらに新しい薬なので大衆薬として店頭で売られることはない。
処方箋薬も面倒が少ない。医師の診察を受け(15ドル)、薬を処方してもらった場合、処方箋を自分が利用する薬局宛にインターネット経由で送ってくれるので、病院の帰りに薬局に寄ると待ち時間なしで薬が受け取れる。薬代は1種類10ドルで3日分でも1ヶ月分でも同じ値段。長期に服用する薬には3ヶ月の処方箋があって、それも10ドル。健康保険会社のインターネット・サイトから送料無料で購入できる。処方箋の有効期限は1年なので、更新に際しては自分の担当医の秘書に電話をして新しい処方箋を自分か保険会社宛てに送ってもらうだけ。これは便利ですよ。
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