連休の中日、妻と二人でデコドバ美術館(DeCordova Museum and Sculpture Park)に出かけた。隣町のリンカーン(Lincoln)にあるこの美術館には何回か足を運んだことがあり、一度ブログにも書いたことがある(記事)が、今回再度訪れたのには訳がある。というのも最近になって、我家のメイン・バンク=バンク・オブ・アメリカ(Bank of America、バンカメ)のサービス(Museums on Us)として、キャッシュ・カードかクレジット・カードを見せれば、各州いくつかの美術館・博物館が第一週末は無料になることを知ったのだ。何とすばらしいサービスではないか!
マサチューセッツ州では、ボストンのボストン美術館(Museum of Fine Arts, Boston)、ケンブリッジのハーバード自然史博物館(Harvard Museum of Natural History)、このデコドバ美術館の他に二つのミュージアムが対象となる。ボストン美術館は入館料が17ドル、デコドバ美術館でも12ドルだから、妻と二人分だと決して安くはない。このサービスを利用して、毎月1箇所ずつ美術館めぐりをしても、展示の入れ替えもあるし、いつまでも飽きは来ないだろう。
右の写真は美術館裏のフリンツ・ポンド(Flints Pond)。空が広い。
右の写真は、前にきたときにはなかった新しい作品(Douglas Kornfeld, OZYMANDIAS, 2009, wood, paint, steel)。ちょっと太目のおばさんが気になるが、比べるものがないと作品のスケールが分かりにくい。
なかなか面白い作品だ。
右の写真の作品(Jim Dine, Two Big Black Hearts, 1985, bronze)は前回にもあったのだが、前回は遠くから眺めただけだったので、どういう作品なのかよく分からなかった。高さ4メートル近くの黒いハートが二つ。写真をクリックして拡大すると分かりやすいが、マスクや靴、斧、馬蹄など、様々の訳の分からないものが貼り付けられている。
これは美術館の裏側。なかなか趣がある。カフェテリアがあるので、軽い昼食を買って外のテーブルで食べた。陽射しは強いが、風は清々しく、大変気持ちがいい。
バンク・オブ・アメリカの無料サービスには一つだけ落とし穴がある。カードを持っている人は無料になるが、6才から18才の子供は8ドル取られる。だから家族連れはそれなりの料金を支払わなければならない。得をしたのか、損をしたのか、ちょっと割り切れない気持ちになるかもしれない。我々は夫婦連れで無料でした。
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