ロックポート(Rockport)は、レキシントンの自宅から車で東へ50分ほど走ったところにある観光地<地図>。一度紹介したことのあるグルースターのすぐ近く(関連記事)。今日は本当に久しぶりに家族全員で出かけた。
小さな港町で、現在はロブスター漁が盛ん。右の写真中央の船がロブスター漁に使われる船=Lobster Fleet。人口は1万人以下の町だが、観光客で大いに賑わう。
ロックポート港(といっても大変小さな漁港)の小さな岬までの道の両側にずらっとみやげ物店が並ぶ。古くからの家をそのまま使っているので景観は悪くない。主に白人の観光客が多いように感じられるが、英語以外の言葉も聞こえてくるので、ヨーロッパからの観光者もいるようだ。
例えば福井県の東尋坊だと、みやげ物店の密集する通りを抜けると東尋坊の柱状摂理の断崖が現れて、一応オーと思うわけだが、ここはみやげ物店の先には小さな駐車場があって、ただロックポートの家並みと海が見えるだけ。日本人としては???と思う。
みやげ物店の裏は海になる。堤防とロックポートの家並みが見える。これはちょっと絵になる。今はちょうど引き潮のようだ。
この店はアクセサリーを売っていたが、ロックポートゆかりのものを売っている店が一軒もない。というか、何がロックポートゆかりなのか、何故ロックポートが観光地なのか、いまだに分からない。
この掘っ立て小屋のような建物、実はは銀行のATM。というか、掘っ立て小屋にATMが設置してある。でも、ちょっとシブいではないか。
観光地といえば宝石屋さん。観光地とは何の関係もない。そして、化石や琥珀まで売っている。これもロックポートとは縁もゆかりもないわけだが、僕は好きだから無条件で楽しい(買わないけど)。
化石を売る店は何軒もあって、つまり買う人もいるということ。この店のコレクションはかなり優れもの。
油絵を売るギャラリーも多い。この店はなかなか品がいい。海や船をモチーフにした作品が多い。長男が小さな油絵を買った(僕が払った)。
これは別のギャラリーの店内。店のオーナーとその母親が書いたものらしい。色使いがよくて、ちょっといい。ついつい買ってしまう観光客も多いだろう。
これは10センチほどの小さなオイル・ランプ。ちょっとカワイイ。長女がネコのやつを買った(僕が払った)。もちろん、ロックポートとは何の関係もないが、こういうところをぶらぶらするのは楽しい。
ロイ・ムーア・ロブスター会社。ロブスターその他をここで直販している。きっとガイドブックに取り上げられているような有名な店ではないかと思う。
この近辺のレストランよりは安いが、ロブスターが一匹20ドル程度で、スーパーで買う2倍以上はする(関連記事)。
簡単な昼食をここで食べた。クラム・チャウダー(4ドル)を2カップ、エビをゆでたもの(3ドル)1船、スモーク・サーモン(3ドル)1船を5人で食べた。合計14ドル。これは、ロブスター・サンドの15ドルよりも安い。
店の裏に廃材を利用したような本当に粗末な机と椅子が置いてあって、ま、ないよりはマシなわけだが、これに行列ができてしまうのはどうかと思う。
今日は気温もちょうどよく、久しぶりに家族全員で数時間を過ごすことができて、大変良かった。
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Roy Moore Lobster Company
Bearskin Neck, Rockport, MA 01966
Tel. 978-546-6696
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