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仕事仲間の
TIさんのブログの記事に刺激されて、我々もル・エスパリエ(
L'Espalier)でランチをすることにした。
ル・エスパリエは、レストランのレビュー・サイト=イェルプ(yelp)でも
非常に高い評価を受けているフレンチのレストラン。昨年の12月、
結婚XX周年記念の食事をしたところ。
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この辺はバック・ベイ(Back Bay)と呼ばれていて右上の写真のようにコモンウェルス・アベニュー(Commonwealth Avenue)は高級住宅街で、一本南のニューベリー・ストリート(Newbury Street)はボストン随一のショッピング街で観光客も多い。右の写真のように古い住宅を改造してブティックやレストランがつくられている。
写真中央のニューベリー・デンタル・アートというのは普通の歯医者さんなんだろうか、それとも本当に歯に絵でも描いてくれるんだろうか。看板を見る限り、何か描いてくれそう。
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そして、もう一本南にあるボイルストン・ストリート(Boylston Street)には大型の有名ブランド店や右写真奥のコンベンション・センターがある。
ル・エスパリエは、ボイルストン・ストリート沿いのマンダリン・オリエンタル・ホテル(
Mandarin Oriental Hotel)の中にある。
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ボストンでは、毎年8月の後半2週間のウィークデーは、
Boston Restaurant Weekといって加盟する有名レストランが特別料金でディナーやランチを提供する。
ル・エスパリエのお得なランチは前菜、メイン、デザートの3コースが20ドル10セント。
パンはブリオッシュとローズマリーの入ったフォカッチャ。パンだけ食べるならいいが、料理と食べるには確かにちょっとしつこい。
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前菜は2種類。わりとあっさりしたシーザー・ドレッシングと塩辛のような燻製が微妙にマッチ。TIさんの食べたのとは微妙に違うよう。
Mixed green salad with watermelon, cantaloup, smoked clams and squid; lemon-marjoram Caesar dressing.
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もう一つはこれ。彩りはいいが、きゅうり嫌いの私には向かない。
Deconstructed gaspacho with heirloon tomato, brioche croutons, creme fraiche quenelles, and cucumber form.
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メインは肉か魚から選べる。右の写真は豚ばら肉の料理。やわらかくてとてもおいしい(カロリーのことを考えるととても食べられない)。これって、台湾の紫禁城にある
国宝の「肉形石」のやつですよね。
コーンのクリームもおいしくて、パンをおかわりして食べてしまった。
Braised Berkshire pork belly with creamed corn and picked turnips.
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もう一つのチョイスはサーモン。これも脂の乗った腹身を軽くあぶったような感じで、とてもリッチな味わい。
Olive oil poached Scottish salmon and chili hollandaise with Apple Street Farm salad of bean, red onions, and eggplant caviar.
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デザートも2種類から選べる。ディスプレイも大事だが、これは本体がちょっと貧弱すぎるように思う。
Coconut peach gateau with lychee form.
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チョコレート好きの私はこちら。上に乗っていたパイをブルーベリー・ソースにつけて食べるのもおいしい。濃厚。
Chocolate napoleon with blueberry coulis.
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料理はとてもおいしかった。パンとデザートは今一だったが、20ドル10セントという値段を考えれば文句も言えない。ただ、デザートを食べるのに注文したカプチーノが6ドルではバランスが悪い。3ドルにしてくれたら満点にしてあげてもよかったのにな。
税金とチップをいれると一人33ドルだから、割安とはいえ贅沢なランチでしたね。
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