2009年9月7日月曜日

ボストンを望む(View of Boston Downtown)

3.5連休の最終日、隣町のアーリントン(Arlington)にある見晴らしのいい公園に妻と二人で出かけた。ボストンのダウンタウンが一望でき、特に朝日・夕日がきれいらしいが、かなり広い公園なのに名前が付いていない。ブラケット(Brackett)小学校の横にある。右の写真をクリックすると拡大され、ボストン・コモンの北側にある州会議事堂の金色のドームまでよく見える。

アーリントンを抜けると、次はケンブリッジCambridge)でハーバード大学マサチューセッツ工科大学(MIT)がある。さらにチャールズ川を渡るとボストンになる。

この公園は遊具が充実しているので、特に小さい子供を連れた家族が多く、のんびりピクニックを楽しんでいた。多いといっても、木陰がちょっと込み合うくらいで、右の写真のように、日本の感覚だとガラガラ。

日本ほどではないにしても、人の集まるところには写真のようにアイスクリームの移動販売がやってきて、子供だけでなく、大人にも人気がある。アメリカ人が子供にアイスクリームを買う場合、8割以上の親は自分の分も買うと思うな。

この高台の公園から車で5分ほどのところにスパイ・ポンド(Spy Pond)という池がある。のんびりカヤックを楽しんでいる人も多い。池に沿って細長い公園があるが、池を一周できる道はないようだ。

まさかと思ったが、こんな小さな池のことがWikipediaに載っていた(さすがに英語のみ)。記事によると、スパイ・ポンドは1万5千年前にウィスコンシン氷河によって形成されたケトル・ホール(kettle hole、堆積氷河が溶けた後にできた穴)であるらしい。残念ながら、一風変わった名前の由来については書かれていない。

2009年9月6日日曜日

黄昏のレキシントン(Twilight in Lexington)

連休の中日、「のんびり」の一環として黄昏のレキシントン・センターにやって来た。妻と二人でセンターの通りをぶらぶらしていると、ビジター・センターの前に生えている私のお気に入りの大木に夕日が当たって面白い感じになっていた(9月4日の記事(5番目の写真)にこの大木の全体像が映っている)。

長男と待ち合わせて、センターの中ほどにあるイタリアン・レストラン=Bertucci's(バーツーチーズ)で夕食。ここはかまど焼きのピザが人気のファミリー・レストランで、サラダと長男お薦めのピザ=Shrimp Bella Venezia(Large, $19.99)、それと同じくかまどでグリルしたスパイシー・チキン(Tuscan Chicken Wings)を注文。結局、ピザは3人でも食べ切れなかった。アメリカのラージ・ピザは本当にでかい。

デコドバ美術館(DeCordova Museum and Sculpture Park)

連休の中日、妻と二人でデコドバ美術館(DeCordova Museum and Sculpture Park)に出かけた。隣町のリンカーン(Lincoln)にあるこの美術館には何回か足を運んだことがあり、一度ブログにも書いたことがある(記事)が、今回再度訪れたのには訳がある。というのも最近になって、我家のメイン・バンク=バンク・オブ・アメリカ(Bank of America、バンカメ)のサービス(Museums on Us)として、キャッシュ・カードかクレジット・カードを見せれば、各州いくつかの美術館・博物館が第一週末は無料になることを知ったのだ。何とすばらしいサービスではないか!

マサチューセッツ州では、ボストンのボストン美術館(Museum of Fine Arts, Boston)、ケンブリッジのハーバード自然史博物館(Harvard Museum of Natural History)、このデコドバ美術館の他に二つのミュージアムが対象となる。ボストン美術館は入館料が17ドル、デコドバ美術館でも12ドルだから、妻と二人分だと決して安くはない。このサービスを利用して、毎月1箇所ずつ美術館めぐりをしても、展示の入れ替えもあるし、いつまでも飽きは来ないだろう。

右の写真は美術館裏のフリンツ・ポンド(Flints Pond)。空が広い。

右の写真は、前にきたときにはなかった新しい作品(Douglas Kornfeld, OZYMANDIAS, 2009, wood, paint, steel)。ちょっと太目のおばさんが気になるが、比べるものがないと作品のスケールが分かりにくい。

なかなか面白い作品だ。

右の写真の作品(Jim Dine, Two Big Black Hearts, 1985, bronze)は前回にもあったのだが、前回は遠くから眺めただけだったので、どういう作品なのかよく分からなかった。高さ4メートル近くの黒いハートが二つ。写真をクリックして拡大すると分かりやすいが、マスクや靴、斧、馬蹄など、様々の訳の分からないものが貼り付けられている。

これは美術館の裏側。なかなか趣がある。カフェテリアがあるので、軽い昼食を買って外のテーブルで食べた。陽射しは強いが、風は清々しく、大変気持ちがいい。

バンク・オブ・アメリカの無料サービスには一つだけ落とし穴がある。カードを持っている人は無料になるが、6才から18才の子供は8ドル取られる。だから家族連れはそれなりの料金を支払わなければならない。得をしたのか、損をしたのか、ちょっと割り切れない気持ちになるかもしれない。我々は夫婦連れで無料でした。

2009年9月5日土曜日

アーカイブ: メッセージ(Archived Message)

Thanks for visiting Frame Boston. Even though you cannot read Japanese, you can still enjoy BOSTON and its surrounding area framed in those photos and videos, and I would love to read your comments. Cheers, E

ようやくデジタル一眼レフ(D-SLR=Digital Single-Lens Reflex)カメラを買った。CanonのKiss X3(アメリカではRebel T1i、ヨーロッパでは500D)とTamronのVC(手ブレ補正)付きズーム・レンズ(18-270mm)。もともとこのブログは、新しいカメラの購入を自分自身に正当化するために始めたようなものだが、機種選びから価格比較まで、数ヶ月間実によく遊ばせてもらった。マニュアルも2回読んだし、今は付属ソフトのマニュアルを読んでいる。先週末早速試し撮りをしたが、大満足。やはり一眼レフ+強力ズーム・レンズの組み合わせは表現力がある。今後は少しはマシな写真を紹介できるかもしれない(9/5以降)。

新しい生活(New Life)

次女が地元の大学で寮生活を始めて最初の土曜日。生活に必要なものがいくつか不足していたので、妻と二人で届けに行った。地元の大学というのは本当にありがたい。週末で道が空いていたので、車で25分ほどで着いてしまった。カリフォルニアにいる長女のことを考えると(飛行機で6時間半+レンタカーで1時間)、あっ気ないような気がするくらいだ。

品物を寮の部屋まで届けて、ルーム・メートに「ハイ」を言うと、「どうもありがとう(もう帰ってくれていいですよ)」という感じなので、「じゃあ」ということで帰った。全く何の愛想もない。帰り道、キャンパスで何枚か写真を撮り、近くのタウン・センターのスターバックスでコーヒーを喫むことにした。大学と同じ名前のこの町は、お金持ちの町で、センターにブランド品のお店が並んでいる。

最近、喫茶店がいいな、と思う。特に週末は客も明らかにのんびりしていて、贅沢な時間が楽しめる(2ドルのコーヒーは安い!)。また、日常からちょっと隔離された感じがあって、会話の内容も変わってくる。ショッピングは、買いたいものがもう何もないので(お金がないという側面もあるが)、子供達が自立していく中、喫茶店はいい。

2009年9月4日金曜日

3.5連休のレキシントン(Lexington during the 3.5-Day Weekend)

今日(9月4日、金曜)から3.5日の連休。もともと9月7日(月曜)が祝日(Labor Day)で3連休だったところへ、会社が今日の午後を休みにしてくれたので、3.5連休になった(昨夜はフットボール観戦だったのでありがたい)。もともと連休の前になるとそわそわして仕事が手に着かない(自主的に早退してしまう人も多い)アメリカでは、会社もいっそ休みにした方が感謝されるだけましというもの。実質はあまり変わらない。「明日から連休だから今日中に仕事の目処をつけておかなければ」などと考えるのは日本人だけです。

我々もこの連休はゆっくり過ごそうということで、午後から妻と二人でわが町レキシントンのセンターに出かけた。目的は、センターのお菓子屋さん=Candy Castleで無料のアイスクリームをゲットすること。何年か前に次女が何かの副賞に学校でもらったタダ券だったが、問題なく使えた。

アメリカの駄菓子屋さんは大概毒々しいものばかり売っている(右上の写真)。アイスクリームは美味しい(右の写真)。

アイスクリームは史跡=バックマン・タバーン(Buchman Tavern)の前のベンチで食べた。ここは、アメリカ独立戦争当時の酒場で、77人の独立軍の兵士達がここに集結し、1775年4月19日の夜明け前にすぐ目の前のレキシントン・グリーン(バトル・グリーン)へ出て行ってイギリス軍を迎え撃った。また、負傷者はここで手当てを受けたらしい。当時の衣装を着た真面目な観光ガイドとツーリスト(右の写真)の前でぼんやりアイスクリームを食べていると、ちょっと申しわけないような気もする。

バックマン・タバーンの前の大木には何やら実が生っていたが、何の実なんだろうか。

すぐ近くにビジター・センターがある。右横の大木は私のお気に入り(関連記事)。ビジター・センターでは本やビデオ、Tシャツ、マグカップなどが売られている。レキシントン饅頭やバトル・クリーン煎餅がないのは残念だが、アメリカの土産物屋としては大変品揃えがいい。

土産物を見る人も、売る人も、ベンチで休んでいる人も、とてもスローだ。まわりがのんびりしていないと、こちらものんびりしにくい。

ビジター・センターの中にはこんなミニチュアの展示もある。当然、バトル・グリーンでの戦いの様子を再現したものだが、兵士一人一人の表情までよく作られている。

妻が、友人に送るカレンダーを買いたいというので、遠回りをして隣町の本屋さんに立ち寄った。バーンズ・アンド・ノーブル(Barnes and Noble)は大手の書籍店で、かなり広い店舗にコーヒー・ショップ(スターバックスのコーヒーを使っている)も併設されている。コーヒーを喫みながら悠々と本を読んで、そのまま買わずに返すということも可能。コーヒーを喫みながら、ノート・パソコンを広げて、とっかえひっかえ本を持ってきてレポートを書いている学生などをよく見かける。

日本の本屋のように混んでいないところがいい。7月の一時帰国の際、梅田の紀伊国屋書店に立寄ったが、あまりの人の多さに驚いた。あれでは本の品定めをする余裕もない。

結局、カレンダーは買わずに帰った。

2009年9月3日木曜日

NFLフットボール観戦(NFL Football Game - Patriots vs. Giants)

初めてアメリカン・フットボール(当然アメリカでは単にフットボール、日本相撲と言わないようなもの)の観戦に家族3人(長男・妻・私)でボストン西部のフォックスボロー(Foxborough)に出かけた。会社の同僚が(兄弟で)シーズン・チケットを持っていて、都合のつかないこの日のチケットを正規料金(1枚117ドル)で譲ってくれた。かなりの金額だが、ネットで買えばこの2~3倍はする(それでも大分後ろの席)。

会社を早めに抜けたので、大した渋滞もなく、比較的スタジアムに近い駐車場に停めることができた。駐車場はご覧のような状態で、何をしているかというと、せっかく高いお金を出して観に来るのだから、早めに来てまずバーベキューで一騒ぎして、それから試合に向かおうという魂胆。

交通整理には騎馬警官隊が加わる。実際の効率はよく分からないが、威圧感もあるし、何と言ってもカッコいい。

ここはNFLニューイングランド・ペイトリオッツNew England Patriots)のホーム・スタジアムであるジレット・スタジアムGillette Stadium)。ジレットは剃刀製品のトップメーカー。2005年にP&Gに買収されたが、ブランドはそのまま残っている。

時間に余裕があったので、部下のMarthaが教えてくれたイタリアン・レストラン=ダビオス(Davio's)で夕食。大変混んでいて、カウンター席しか空いていなかった。Marthaが予約もできると言っていたのを聞き流してしまった。美味しかったがかなり高め(Marthaは金持ちだな)。

会場への入り口では荷物検査がある。バッグを持っている人は、中を調べられるので時間がかかる。だから専用のラインがある。こういうことが面倒な人は手ぶらでいく。僕は写真撮影用に伸縮式の一脚(一本足の三脚)を持って行ったのだが、凶器になり得るということでどうしても入れてもらえなかった。仕方なく駐車場まで置きに戻った。比較的駐車場が近くて不幸中の幸い。客としては安全な方がいいが、割り箸でも凶器にはなるような気はする。

ジレット・スタジアムは68,756人の観客を収容できるようだ。レッド・ソックスのホーム・グラウンドであるフェンウェイ球場の38,805人の約2倍。大変に迫力がある。また、野球と比べると、選手および関係者の数が非常に多く、大掛かりな感じはある。

117ドルの席でも2階席、1階席の前方は正規料金で800ドルだったような気がするから、取引価格は20万円以上するのではないだろうか。いったい誰が買うんだろう?

フットボールが野球より華やかな感じがする理由の一つはやはりチアガール(こちらではチアリーダーが一般的)。写真は、チアガールに鼓舞されながら入場してくるペイトリオッツの選手達。

さすがプロのチアガール、多様なパフォーマンスの息がぴったり合っている。アメリカに来てこんなに統制の取れた行動を見るのは始めてかもしれない。

高校生の長男はいたく気に入ったようで、高校の先生よりは給料が高いはずだと言っていたが、さてどうなんでしょうか。後日、気になって調べてみたのだが、固定給はなく、各ゲームごとに手当てが支給される。かなりの練習量だと思うが、練習には何も支払われない。さて、肝心の手当てだが、驚くなかれ1ゲーム30~50ドルということで、職業というよりは名誉職と考えた方が良さそうだ。長男よ、世間は厳しい。

これはハーフ・タイムの様子。ビールを買いに行く人、トイレに行く人などで混雑する。ハーフ・タイム・ショーは、イラクに派遣されていた兵士を讃えるようなセレモニーで全く面白くない。

ペイトリオッツはアメリカ独立戦争の立役者であった民兵(愛国者)のこと。ジレット・スタジアムでは、ペイトリオッツが得点する度に13人のアメリカ独立戦争当時の格好をした軍人が当時のライフル銃で空砲をぶっ放す。銃声と白煙で相手チームを威嚇するのだ。

試合は7時半に始まって、終わったのは11時近く。6万人近くの人が一時に帰ろうとするので、当然のことながら大渋滞が生じる。結局2時間近くの渋滞で、家に帰りついたのは1時過ぎ。ボストン周辺では何万人もの人が寝不足のまま翌日会社に出て行く。