次女の通う地元の大学に出かけた。
着くのがあと10分早ければ、とも思ったが、それでもたそがれ時の微妙な色の変化を楽しむことができた。
たそがれ時の深紫色の空と茜色の雲、葉を落とした大木の黒いシルエットに飛行機雲のアクセント。
キャンパス内の湖=Lake Waban。
魚が跳ねてつくった波紋がグラデーションを成してどこまでも広がっていく。
きれいな半月。
拡大してみると半月の半径の直線って、随分ごつごつしている。
写真をクリックすると拡大される。
たそがれが深まり、ほとんど夜になる頃。写真を撮るには限界の明るさ。
ISOを3200まで上げ、Canon EOSの撮影モードをTwilightに変えて撮った。
実に人工的だがそれなりにうつくしい。
これはカメラの撮影モードというよりは街灯の照明の色が創り出した幻想的な色。
次女の寮のカフェで夕食をとり(父兄用の無料パスを持っているが、ここにはそのパスにパンチを入れる係りの人がいない)、サイエンス・センターで開かれた映画鑑賞会に参加した。親は3ドル。デカプリオと渡辺謙のインセプション(Inception)は、テンポがあって面白かったが、SciFi(SFは英語ではSciFi、Sci Fi、あるいはSci-Fi。サイファイと発音)のトリックが複雑すぎて、事後にねたばれの解説を読んでもまだ分からない。
このサイエンス・センターの建物は面白くて、左側の古いレンガの建物に右側のモダンなコンクリートの建物が追加されたのだが、その間のスペースや渡り廊下も含めて一つの大きなセンターを形成している。
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下から3番目の写真の空の色は、すさまじい。我が家の台所からもきれいな夕焼けが見られて、下の娘がいるころは二人でよく感動しあってました。でも一人じゃちょっと寂しい。ウェルズリーカレッジは素敵なところですよね。みんなに開かれた場所だから、行けばいいと思うのだけれど、引っ掛かりが無いとなかなか行きません。後ろは見ない性格だけれど、あの4年間は本当に懐かしく、あのころはよかった、とつい思ってしまいます。
返信削除あそこは本当に贅沢な空間ですね。先週はバークレーに行きましたが、ずっと日本の大学の雰囲気に似ていますね。
返信削除写真は高感度撮影で、実はほとんど夜なんです。息をとめて、手が震えないようにするのが肝心なんです。あの写真の色は、肉眼ではもっと小さな変化を増幅したものです。でも、きれいですよね。
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