<10月23日(日)>
上海の名園=豫園に隣接する豫園商城。上海の浅草と呼ばれることもあるらしい。右の写真を見ると、確かに浅草の仲見世の雰囲気がある。
朝食を済ませてから叔父とロビーで別れ、9時に関係業者の知人が迎えにきた。彼女は普段はボストンに住んでいる中国人だが、上海出身でたまたま帰省中だったので案内を買って出てくれた。
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私は名園=豫園にも興味がないし、ショッピングにも興味がないが、上海で化石を売っている店はないかと事前に問い合わせたら、この辺に何軒か店があるはず、ただしニセモノには気をつけろと言われた。
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豫園商城内はすべて中国風の建物に統一されていて、見た目に面白い。
泊まっている Grand Hyatt が入るジンマオ・タワーが遠くに見える。中国風の建物との対比が面白い。
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こっそりスターバックスも営業している。
この辺りにはお茶屋さんはあるが、やはりコーヒー・ショップは見かけない。スターバックスがあると心強い。
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西洋鏡というのはミニ映画館のようだ。4~5人が各自双眼鏡のようなものを覗いて映画を見るものらしい。
レトロで珍しいから人だかりがしているのか、未だに現役の娯楽なのか定かでないところが中国のすごいところ。
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中国人は写真好きで、結構構図にこだわる。
この写真くらいだとかわいいもんだが、一歩間違うと、というか紙一重で9月にルーブル美術館で見たような光景(中国人女性が大理石の彫像と握手)につながる。
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化石を求めて骨董品街へ潜入したが不発。
宝石として琥珀は売られていたが、琥珀の良し悪しを見分けるのはとてもむつかしい。さらに、売る人の知識も曖昧で、何が何やら分からない。
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上海城隍廟。
由緒あるお寺らしいが、神様の顔や服装が派手で、どうも馴染めない。
老人の団体客が押し寄せ、線香の煙が半端ではない状態に。
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豫園商城の少し南にある上海老街に足を伸ばす。明・清時代の木造二階建ての建物が再現されている。
ここでも化石をさがしたが、目ぼしい標本は見つからなかった。残念。
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一方、突然こういう時代物のお父さんが現れたりして面白い。
何かの修理屋さんだろうか。自転車も工具箱も年代物でいい感じだ。
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昼食は豫園商城内の南翔饅頭店(地球の歩き方にも載ってる小龍包の有名店)で。
写真は大きな小龍包(?)の中のスープだけをいただくもの。スープが熱いのでなかなか飲めない。アメリカだったら、日に何件も訴訟が起こるだろう。
小龍包も、バクっと食べてしまうと大やけどをする。最初に小龍包の横腹に歯で小さな穴を開け、少しずつスープを楽しみ、しかる後に本体を食すものらしい。しかし、やけどしてはいけないと思って食べていると、なかなか味わう余裕がない。
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南翔饅頭店は1900年創業。
見よこの長蛇の列。これは1階のテイクアウト・コーナーの列。
こういうところでちゃっかり小物を売ってるおばさんはたくましいな。
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