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数年ぶりの中国出張。今回は、上海、蘇州、北京、そして台北の10社以上を訪問し、日本で数日休んでボストンに戻る。日本では、日帰りで故郷に帰り、化学療法中の友を見舞う。なかなかの強行軍だ。
上海には10月22日、土曜日の夕方に到着し、業者が手配してくれた車でホテルへ。そして、上海からバスで数時間の逝江省に住む叔父とホテルのロビーで再会した。
ホテルは、上海のランドマークの一つ、ジンマオ・タワーにある Grand Hyatt を関係業者のレートで予約してもらった。54階にロビーがあり、客室は85階まで、その上は確か88階までレストランやバーなどがあったように思う。
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77階のツインベッドの部屋に荷物を置いて、早速外に出かけた。今夜は食べて、飲んで、話して、叔父は私の部屋に泊まり、そして明日の朝逝江省に帰る。
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ホテル近辺の街並みは写真の通りで、ちょっと派手目にライトアップされていた。
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確かに、高層ビル群の間で連凧は絵になる。10連の凧が20元、300円程度だったように思う。
その夫婦、レーザー・ポインターも売っていた。高層ビルに向けてレーザー光を発射し、届いた届いたと喜ぶ趣向。私は「それが?」と思ったが、叔父はさっそく一つ買い求め、楽しそうに遊んでいた。さすが我が叔父。
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その代わりに、写真のようにノスタルジックな屋台(回教徒のシシカバブは食後なのに食欲をそそる)が出現し、薄暗い中で白い湯気を上げていた。
この何ともいえないバランスが中国らしい。
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高天風雨散
清氣在園林
況我夜初靜
當軒鳴綠琴
雲開北堂月
庭滿南山陰
不見長裾者
空歌遊子吟
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お陰で叔父は大イビキで熟睡。私は12時間の時差と闘いながら眠れぬ上海の第一夜を過ごした、のだ。
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