長女と二人でオイスターのランチを堪能し、その後新装オープン成ったボストン美術館(Museum of Fine Arts, Boston)に出かけた。
いつも気になるのは、ボストン美術館の代表的コレクションであるゴーギャンのこの作品:Where Do We Come From? What Are We? Where Are We Going? で、一番手前の赤ちゃんから左端の老婆まで、人間が生きることの意義を問いかけている。
新装オープンしたのはアメリカ美術棟(Art of Americas Wing)で、アメリカを代表する画家であるサージェント(John Singer Sargent)やホーマー(Winslow Homer、ボストン出身)の作品が贅沢に展示されている。
今日はものすごい人出でゆっくり見ることができなかったので、今度は妻と二人で来よう。
印象派の部屋も、時々中身を入れ替えるようで、前回9月に訪れたときにはルノアールのこの絵はなかったように思う。
Pierre-Auguste Renoir, French, 1841-1919
Children on the Seashore, Guernsey, about 1883
Oil on canvas
知ってましたか? ボストン美術館の入場券、10日以内ならもう一回使えるって。僕は今日まで知りませんでした。
オイスターで満腹となった長女は強烈な睡魔におそわれ、所構わず寝てしまう。腕をつかまえて部屋を移動し、ベンチに座らせて私だけ絵画鑑賞。
写真は、ボストン美術館の目玉でもある印象派の部屋で、至宝の絵画に囲まれ、そして大勢の訪問者に囲まれて爆睡する長女(左のベンチの手前)。
すごい。
このルノアールのダンスの絵、今まで気が付かなかったのか(あるいは、気が付いても忘れてしまったのか)、タバコの吸殻が描かれている。
知ってた?
長女の眠り病を何とかしようと、地下のカフェに行ってコーヒーを飲もうとしたのだが、寝てしまうので一向にカフェインが摂取されない。
結局30分ほどここで寝かせて、自宅に帰ることにした。まるで大きな一歳児を連れてきたようなもんだ。
この子は寝ていたので何も見ませんでした、といって受付で18ドル返してもらうわけにはいかないだろうか? 駐車場22ドルは?
帰りがけに気になっていたミレーのタンポポの絵をパチリ。
今日は雲ひとつない快晴だった。帰り道、夕日にビルが照らされ始めたので、マウント・アーバンの丘から写真を撮ろうと思って立寄ったが、展望台は閉鎖されていた。残念。
もう少し待てばいい色になってくるとは思ったが、5時に表門の扉が閉まると墓地に取り残されてしまうので、後ろ髪引かれながら帰宅。
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