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今日はバルセロナ最終日だが、アムステルダムへの飛行機は午後8時頃の出発だったので、丸一日、ミロとガウディを堪能することができた。今はその飛行機の中。
バルセロナ生まれのミロは、どちらかというと几帳面そうなおじさんで、如何にも芸術家という雰囲気のダリとは随分感じが違う。
ミロも、ピカソ同様、パリに出て様々の芸術家の影響を受けている。やはり、一定期間を都会で暮すのは、自己確立の過程として重要だなと思う。もちろん、都会で暮らしたからといって、大多数は凡人のまま終わるわけだけど。
そして、もう一つの重要な要素は故郷(ルーツ?)への強い思い。写真のようなスペインの乾いた青空は、ミロにも、ピカソにも、ガウディにも不可欠な背景のようなものなのではないだろうか。
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