恒例のボストン日本語学校(Japanese Language School of Greater Boston)の春の大運動会(秋のはないけど)。残念ながら今日は曇りで、最高気温が16度、風があって大変寒かった。
規模は小さいが本格的。生徒達は一所懸命走るし、大会本部も来賓席もある。救急車だって待機している。違いといえば、ユニフォームがないことくらいかな。
今年は、インフルエンザ対策で午前中のみの開催となった。あまり体力を消耗しないように、という校長(文部科学省から派遣)の説明だったが、常識的にも科学的にも中途半端な対応で、「理解してほしい」と生徒に呼びかけていたが、アメリカ育ちの生徒には理解できなかったのではないだろうか。色んなものを足して割る、中庸、まるく収める、というような日本的な考え方を教えるにはいい機会だったかもしれない。何といっても、お弁当がなくなったのはとても残念。
生徒の父兄にはアメリカ人も多い。日本とアメリカは世界有数のカメラ小僧の国。輪になって前へ前へとジリジリ迫っていく姿は何処も同じ。背が高い分アメリカ人は有利かもしれない。
ボストン日本語学校は、幼稚園から高校2年生まで700人くらいの生徒がいて、土曜日の午前中に国語・古典、算数・数学などの授業が行われる。子供たちの日本語の能力を維持するためには、大変ありがたい。
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