アルバムを整理していて、この写真が目に付いた。去年パリで買ってきたひとつ2百円近くするキャラメルと一箱百円の森永ミルクキャラメル。
どちらもおいしい。この森永のミルクキャラメル、実はこの後数奇な運命をたどる。
今年の1月にバルセロナへ旅行に出かけた際、僕はこのキャラメルをそっとカバンの中にしのばせ、非常食兼お楽しみにしようと考えていたのだが、ご存知のように、カフェでカバンを盗まれてしまった。
だから、この写真の森永ミルクキャラメルは、最後まで食べきることができなかった。泥棒がどこかの路地で僕のカバンを開け、このキャラメルを見つけ、何だろうと思って食べ、意外なおいしさに小さく「うまい」とつぶやいてしまったのであれば、少しは救われたような気もする。しかし、これは永遠の謎だ。
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