2006年11月3日金曜日

北京(Beijing)

出張で初めて北京にやってきた。ホテルの窓からの眺めは東京や大阪とほとんど変わらない。

たまたま日系のホテルに泊まった。従業員が日本語で話しかけてくるので、日本語で答えるとその後は続かない。煮え切らない。

自動車が増えて自転車は減ったと聞いていた。自動車は確かに多いが、通勤時間だからか自転車もまだまだ多い。自動車の運転はかなりサーカスティックで、後部座席の私もついつい力が入ってしまう。

空気は大変汚れていて、視界も悪い。

仕事を終えて訪問先の招待で伝統的中華料理店へディナーに。様々の民族衣装のウェイトレスが働いている。

小さな舞台で様々の演芸を楽しみながら食事をする。右の写真は、一瞬のうちに顔がどんどん変わっていく技で、間近で見ても確かに仕掛けが分からない。単純だが面白い。

他に踊りや歌、アクロバットもあって、面白かったり、面白くなかったり。

仕事の合間に万里の長城に連れて行ってもらった。写真は駐車場のみやげ物店。あまり物色する時間がなくて残念。

スターバックス発見。何もこんな所まで来なくてもという気もするが、故宮内のスターバックスに対して排斥運動が起きていると聞くと、じゃあ世界中の漢字だらけのチャイナ・タウンはどうなの? と聞きたくなる。

万里の長城のことは何も説明する必要はないと思うが、実に観光客が多い。ツアー・コンダクターの小旗に引率された中国人の団体旅行者も多い。この雄大な建造物を作るのに要した労力は大変なものだっただろうと思うが、世界中から、そして中国全土から見物にやってくる観光客たちのエネルギーの総和と比べるとどんなものなんだろうか?

行ってみて初めて分かったのは、万里の長城は、山の地形のまま作られているので、実はかなり嶮しいということ。写真のようなところだと、手すりがないと登れないし、降りるのはもっと危険。

天安門広場。大変な人出です。オリンピックのイメージ・キャラクターの巨大なぬいぐるみがあったが、ちょっと趣味が....

毛沢東の巨大な写真の下をくぐって故宮博物院Forbidden City)へ。

ここは、もと宮殿(紫禁城)であった所を博物館にたもので、当時の王族の暮らしぶり、楽器や美術品などが展示されているが、あまり興味を引かれるものはなかった。

でも、北京に来たんだし、ホテルからも近いし、一応ね。

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