2010年11月27日土曜日

二度目の昼食(Second Lunch)

<iPhone Live>
ファースト・クラスなので国内線でも食事が出る。陶器の器を使うところがファーストのこだわり。お腹は空いていないのでハムや野菜や果物を少しずつ食べる。

直射日光のもと、赤が鮮やかだ。

36時間日本に滞在するために1万マイル以上移動するって、確かに技実的には可能性なわけだけど、それでも特殊なことをしているのかもしれない。

メールじゃなくて手紙がいい、というような感覚があってもおかしくない。だから、大事な友達と話すには歩いて出かける、とか。はるばる、わざわざ来たという感じが伝わる。

僕は、友達からお土産をもらう場合、重ければ重いほど、嵩張れば嵩張るほど、友達だな、と感じる。

凍てつく(Frozen)

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この慌ただしい旅行最後のブログ記事かも。

ミネアポリスから飛びたったところ。外は氷点下で全てが凍てついている。地上がグレー・スケールの白いパッチワークになっていて面白い。

何か違う(Something Different)

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もうすぐミネアポリスを発つ。飛行機を降りた時に寒いと感じたが、正午過ぎにマイナス6℃はかなり寒い。周囲に咳をしている人が多い。頼むからうつらないでね。

ここの空港は独特の雰囲気がある。何だろう?

クラシック・クラブ・サンドイッチを食べた店では、かなり客が増えてきても、3人の従業員のうち2人は完璧に自分の電話に没頭している(写真)。考えてみたら、この二人、客席に座って電話してる。そして、一応働いている一人も、「あんた達、何で働かないのよ」という感じでもないし、客に「どうもすみません」という様子もない。面白いね~。

今朝の日本のホテルのバフェの従業員の「働き様」を見たら、驚くだろうか。驚くかもしれないけど、自分に関係があるとは思わないだろうな。

こういうのの観察するの、実に面白いね~。

ミネアポリス(Minneapolis)

<iPhone Photo>
ミネアポリスに着いた。今回はどのフライトも定刻か定刻前に離陸し、定刻より数十分早く着くという優等生ぶり。デルタの定刻飛行率は高いんだろうか。

フライトまで時間があっても一応出発ゲートまで行ってから周辺で時間を潰すことにしている。ここは結構大きな空港で、途中良さそうなレストランもいくつか見かけたが、このゲート周辺にはない。近くのファストフード店でクラシック・クラブ・サンドイッチを注文。

チーズとマヨネーズがたっぷりで、クラシックとは言えない。

これも完食

<iPhone Live>
着陸前のこの機内食はおいしかった。

焼きそばは、保存技術がいいのか、ベタベタした作り置きの感じがなく、とてもおいしかった。白いパンはあんこ抜きのおまんじゅうという感じで、塩味の強めのバターとよく合っていた。
どちらも、もらえるならお代わりしちゃうかも。

アメリカと同じコストで作っているなら、円高も考えて、かなりいい仕事をしている。Good job!

隣の中国人、食事の間もイスのリクライニングを戻さなかった。マナーを知らない人が入ると快適さが激減する。相手を思いやって行動するなんて彼らの行動パターンにないのかもしれないけど。

機内アナウンスで「食事中はリクライニングを戻しましょう」と言えば、それでも半分くらいは従うと思うけど。

早業< iPhone Live

廊下側に座っている例の太ったアメリカ人女性(若い)が動きを見せたので、私も行動開始。真中の席の中国人は爆睡中なので構わず乗り越えて行く。

トイレの順番は彼女の次。彼女が先に座ってしまったら、彼女を乗り越えることは不可能なので、このままでは席に帰れない。そこで、飛行機の反対側を見ると幸いなことに丁度空くところ、さっそく駆け込んで逆転、彼女より早く席に戻ることができた。早業の勝利。

帰りに例の若い僧侶の顔が見えたが、全く徳のカケラもないね。

このフライト、劣悪な環境にも関わらずとても良く眠れる。36時間、最短滞在期間の旅の疲れかな。読書する気にはならない。そう言えば、36時間の間あまり寝ていないな。昨夜は、田原総一郎の朝までテレビを朝まで見て、それから長いメールを書いた。中国は本当に世界の問題児だな。

あと2時間ほどでミネアポリス。ボストンまでの3時間ほどのフライトはファースト・クラスなので気が楽だ。というのは、いまの環境だと、いま私の隣に座っている中国人のようなトンチンカンな輩がファースト・クラスの隣にくる確率はかなり低い(中国人であったとしてももう少し洗練されている)。しかし、中国がさらにリッチになりアメリカが弱くなれば、ファースト・クラスは皆中国人で、中華料理の機内食をペチャペチャ食べながら大声で喚きあっているような風景はますます現実味を帯びてくる。パリのホテルは中国人だらけだったもんな。そんなファースト・クラスには乗りたくないし、ましてその横を通り抜けてエコノミー・クラスに行くのはもっと嫌だな。

アメリカ人よ、日本人よ、もっと頑張れ、強くなれ。

写真は、デルタのラウンジで取って来た亀田のあられ、そして水。うまい。

ジャンボ(Jumbo)< iPhone Live

わ、ジャンボだ。各席にテレビが付いていないので、また音楽と読書三昧。昔はジャンボ、うれしかったんだけどな。

この記事は機中で書いている。ミネアポリスに着いて3Gがつながると送信され、自動的にブログにアップされる。

今日はほぼ満席。エコノミーの悲哀をより強く感じる。しかも、私は窓側、真中が30代の中国人男性、通路側がとても太った若いアメリカ人女性、という悲惨な状態。

中国人がトイレに行こうとすると、そのアメリカ人女性が席を立たないで上をまたいで行けという。それは、席の上で両膝を抱えられるような小柄な 日本人女性なんかが言うことでしょ、と思うが中国人は大変苦労して乗りこえていった。私は、彼女がトイレに行きたくなるまで我慢しよう。贅肉に圧迫されてトイレが近いといいのだっが...。あるいは、膀胱も太っていて膀胱容積が小さいこともあり得るかな?

その中国人は、離陸直前まで電話を使っていてアテンダントに注意されていた。しかも、注意されても「Airplane Modeに設定して使っている」からと反論。さすが中国人。その後、Something to drink? と聞かれて Me? と嬌声を発してアテンダントを困らせていた。さっきは空になったコップを免税品を売る人に渡し、あからさまに嫌そうな顔をされていた(通じてないと思うけど)。という訳で、何だか楽しいような、悲しいような。

そう言えば、搭乗の際、少林寺拳法のような法衣を着た小柄な中国人の若い僧侶が来て、そこは俺の席だと言う。貴方の席は後ろです。せめてお坊さんくらいは何とかしてほしいものだ。しかし、民度が低いというのは如何ともし難い、というか質が悪い。私など、中国では高僧になれるかも。

忘れていた。機内食、再び完食。日本製と思われるチキンカレーライスはとてもおいしかった。やればできるじゃん。

2010年11月26日金曜日

成田にて(at Narita)< iPhone Live

成田のデルタ航空のラウンジは広くてなかなか充実している。

写真左の窓側にはマックがずらりと並んでいて、ちょっと壮観。凝った料理はないが、軽食は種類が多く、ここで昼食(タダだし)。このターミナルは最悪で、レストランといってもここの軽食と大差ない。あとマクドナルド。

ラウンジの雰囲気というのは重要で、ちょっと薄暗くて、BGMが流れていて、寝たい人は寝れるようであって欲しい。ところが、場をわきまえない輩が必ずいて、大声で無駄話をするそこの日本人女性二人組、誰も貴方たちのそんな秘密、知りたくありません。そして、そこのビジネスマンの上司と部下。自分の部下に対してはちょっと偉いのかもしれないけど、貴方の周りにはもっとデキル人達が一杯いるんだから、そんなつまらない助言は小声で。そして部下よ、上司に言われたからといってラウンジで仕事の電話をするな。吉田さんになんアンペアの機械を用意するかどうかなんて誰も興味ありません。そんなことも分からないの?

富士山(Mt. Fuji)< iPhone Live

今日は富士山がとてもきれいに見えた。すばらしい。

iPhoneどの程度の写真が撮れるだろう。

空港ラウンジ(Airport Launge)< iPhone Live

空港ラウンジにいる。

デルタのエリート会員なので、チェックインの際にラウンジの利用券をくれた。「そうだよね、デルタのゴールド・メダリオンだから国際線はラウンジが使えるはずだよね、それがアメリカからくる時には使えないって言われたんだよね」というと、しばらくして「すいません、アメリカ発行のカードではご利用いただけません」といわれた。

「そんなー」と思ったが、仕方がないので出国してゲートに向かったが、「ひょっとして一度ある間違いは二度ある」と思ってラウンジの受付でチケットとゴールド・メダリオンのカードを見せたら入れてくれた。

本日の教訓、1.うまく行っている時は黙っている、2.簡単に諦めない。

朝食(Breakfast)< iPhone Live

今日は和食だけの1ラウンドの朝食。その代わり、フルーツをたっぷり。前の席のアメリカ人は4人前は食べたな。

暫くしたらチェックアウトして空港に向かおう。36時間って結構使いでがあるな。

2010年11月25日木曜日

バフェ(Buffet)< iPhone Live

ホテルのバフェ。洋食も和食もとてもおいしくて、2コースともいただく。

隣の母娘が気になる。多分独身の娘は、母親のことが大事で大事で、まるで三歳児を扱うように話しかけ、あれこれと世話を焼く。もう少し主体性を尊重しないとお母さんぼけるぞ。

私が老人になったらあんな扱いはやめて欲しいと書こうと思ったが、ちょっとボケちゃえばこれも快適かも、と。

いま娘が除けておいた鮭の皮を母が食べた。食べたかったんだからいいじゃないか、娘よ。この人達、各自4食は食べてるな。

2010年11月24日水曜日

オルセー(Orsay)< iPhone Live

このブログは本来写真紀行なので、掲載する写真はもう少し気合の入ったものでなければならないが、旅行中はツイッター風ブログということで、同時性の方を重視したい。

今年は9月以降随分旅行した。日本、パリ、カナダ、サンフランシスコ、ニューヨーク、そして再び日本。地球一周したかな。ま、自分で歩いたわけでもなし、そんな大したことでもないけど。

今回の小旅行(短旅行?)、機中で何を読もうかと思って、結局10月に訪れたパリのオルセー美術館の日本語版見学ガイドを持ってきた。

普段はこういうものを読まずに、ただ直感的に見ている。ガイドブックを読むと、確かにその絵の描かれた背景や他の絵との関係が見えてくるが、そういう環境の中にいたことは本人ですら知らなかったわけだから、これまで通り直感的に見るのも許されるかな、と思った次第だ。

抗アレルギー剤のベナドリルは眠くなるという副作用を逆手にとって睡眠導入剤として売られているが、僕には効かない。今回はメラトニン 4 mg入りを買って、一錠では効かないので二錠飲んだのだが一向に効かない。ま、なるようにしかならないね。

iPhoneの電池の残量が50%を切った。全く頼りないやつだ(というか、こんなスペックで製品とはね)。外部電池が今回の旅行に間に合わなくて、残念。

オンライン・ショッピング(Online Shopping)< iPhone Live

先日、iPhone用の外部電池(リチャージ可)を買おうかと思って近くのBest Buy(所謂家電量販店)へ出かけたのだが、高いものは59.99ドル、一番安いのが29.99ドルで、僕の購買センス(価格対機能)では高過ぎて買えない(しかも容量が1000 mAh以下)。

そこで家に帰って得意のNexTagからAmazon.comまで随分探した結果、容量が1900 mAh(ほぼ二倍)で驚くなかれ3.95ドル、郵送料4.99ドル、合計7.84ドルというのを見つけた。即お買い上げ。僕の使っているiPhone 3Gの容量が1150 mAhなので余裕のパワー。

キャノンのカメラ用の電池も純正でないもの(多分中国製)を使っているが、一度もトラブったことはないし、これも純正より容量に余裕があって大変便利。

何が言いたいかというと、確かに製造の観点からはブランド品には品質や安心を買うという側面がまだ残っているかもしれないが、流通コストについては店舗で売るというやり方が店舗のコストと人件費が高すぎて最早成り立っていないのではないだろうか。

ということで、オンライン・ショッピングはえらい、とひとこと言っておきたい。

さて、写真のアテンダント、ただ可愛いから撮ったのではなく(そういう面も否定できないけど)、彼女が実に楽しそうに笑顔で仕事をしているのを見て大変驚いた。アメリカに来て10年近くになるが、サービス業でこんな積極的な(客本位の)働き方をしているアメリカ人を見たのは始めてだ(ひょっとしてカナダ人かもしれない、とふと思う)。

彼女はちょっとたどたどしいが、機内アナウンスができるくらいの日本語が話せる(えらい!)。ひょっとして日本語を勉強する過程でこういう「躾」を学んだのかもしれない。

最近のニュースを見ていると、国として平気で嘘をつく中国や北朝鮮がかなり危険だと思う。英語を世界の公用語にするのも考えものだ。高い車を買ったり、何億円もボーナスをもらうことが恥ずかしいことではなく、立派なゴールになってしまう。

そうすると日本語がいいかもしれない。世界中土佐弁を話している夢の未来絵図が見えてくるようだ。

追伸:飛行機が日本に着くころ、頑張り屋の彼女も多少疲れが出て、少し表情の乏しい顔になっていた。

機内食(In-flight Meal)< iPhone Live

デルタの機内食は、おいしくないと評判だが、完食してしまった私は何だろう?

アメリカに住んでいると、この程度のおいしさ(おいしくなさ)のものにはよく遭遇する。いつ何があるか分からないし、食べれる時に食べておかないとね。

追伸:日本からの帰りの便で出た機内食と比べると確かに雲泥の差がある。結局、贅沢を知らなければ、人間はなかり質素に絶えられるということですよ。

進歩(Progress)< iPhone Live

ローガン空港・ターミナルAのゲート前ロビーにはコンセントのサインがある座席が多数設置されていた。写真のように座席の下にコンセントが。これは安心・便利。

コンピュータやiPhoneがここまで普及した今、コンセントを求めて右往左往する流浪の民にはなりたくない。

ローガン空港の変化は、進化とまではいかないが、進歩とは言える。一応褒めておきたい。えらい!

シート・グル(Seat Guru)< iPhone Live

シート・グル(www.seatguru,com)知ってる?

日付、航空会社、便名を入力すると、その便の全ての座席の評価がレビューできる。足元のスペース、アームレストが可動式かどうか、空調、キッチンの騒音など、アメリカのサイトとしては随分オタク。

ボーイング747で今回選んだのは36A。非常口の都合で前の35Aの座席がないため、写真のように靴を脱いでカバンを置いても広々。今日は右隣の席も空いているので、これだと法外なお金を出してビジネス・クラスのチケットを買う必要はない。

早速スリッパに履き替えて、成田まで10数時間、音楽と読書のくつろぎモードに突入。

36Cに座った日本人女性はプロの歌い手のようだが、離陸と同期に爆睡してしまった。後でもう少し話そう。

JFKで乗り継ぎ(Transit at JFK)< iPhone Live

NYのJFK空港で乗り継ぎ。

ネットの情報ではターミナル4となっていたので、地上警備員に尋ねたところ空港内の電車を使わなければならないとのこと。そうすると、もう一度セキュリティを通らなければならないので面倒くさい。

念のためと思って暇そうなデルタの地上係員に聞くと、そのまま歩いて行けるという。「ネットの情報ではターミナル4になってるけど」と言うと、「コンピュータが何と言おうが、私は知ってるんだから信じなさい」という。

そこまで言うならと、彼女を信じて歩いて行くとターミナル3の出発ゲートに着いた。何といい加減な、とも思ったが、セキュリティなしでスムーズに来れたし、これで満足としよう。

妻がつくってくれた炊き込みご飯のおにぎり。搭乗前にロビーで昼食。健康的。

ロングアイランド(Long Island)< iPhone Live

NYへ向かう機中から。

今日はよく晴れていて陽射しがきつい。陸上は風が強かったが、飛行は安定している。

写真下の陸地部分はロングアイランド。

ちょっと日本へ(Shortest Trip to Japan)< iPhone Live

またまたローガン空港にいる。先週の水曜日にNYに行ったばかりなのに、今日はNY(JFK)に飛び、それから日本に向かう。

急な話だが、「父危篤」とかではないのでご安心を(第一、その父はもういない)。ただフィジカルに日本にいなければならない用事で、たった36時間滞在して土曜日には帰ってくる。最短記録だな。

写真はローガン空港の駐車場とターミナルを結ぶ連絡通路の床のモザイク画(大理石細工)。海に因んだものばかりで、綺麗だし興味深い。ハーバードの自然史博物館の緻密なガラス細工の標本を思い出す。

今日はデルタ航空で飛んでいる。ゴールド・メダリオン(エリート会員)なので、アメリカ国内はファースト・クラスにアップグレードできた。こちらはサンクスギビングの週で大混雑だが、チケットが取れてよかった。

2010年11月21日日曜日

週末のクー(Coo on Weekend)

土曜日の朝、私の腕のなかでムニュっとなったクーは、音もなくいなくなったと思ったら、お気に入りの椅子の上で熟睡していた。

そしてお昼時にちょっと遊んで、午後には本格的なお昼寝。じゃあ、夜はお目々パッチリかというと、ちゃんと我々のベッドで寝ている。

そして日曜だって、陽射しをあびて気持ち良さそうに寝ている。

すごい!

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2010年11月20日土曜日

腕の中でグニュ(Smooshed in my Arm)< iPhone Photo

今朝のクーちゃんです。コンピュータの前に座るとやってきて、私の左腕を占領する。その代わり、どんなに押しつぶしても大丈夫。でも、しばらくすると、何もなかったようにフッと音もなくいなくなる。ネコだな。

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2010年11月17日水曜日

待合せ(Rendezvous)< iPhone Live

友人との待合せは49丁目のウォルドルフ・アストリア・ホテルで。

一階レセプションのロビーにある時計台が目印。天辺には自由の女神像が。

数年前、ブッシュ前大統領のお父さんの講演会に来たことがある。その時はダークスーツ指定だったので、時計台の周りは黒の正装で圧巻だった。

真実(Truth)< iPhone Live

前の記事(雲の上はいつも晴れ)を書いてから飛行機が降下を始め、重要な事実に気がついた。そう、いつまでも雲の上にいるわけにはいかない。飛び立った飛行機はいつか必ず着陸しなければならない、とんでもない土砂降りでも。

幸いNYは風は強いがよく晴れていた。

ボストンからくるとどうしてもビルを見上げてしまう。

お弁当(Bento)< iPhone Live

このお弁当、5ドル99セントはとても良心的。おーいお茶が2ドル35セントはちょっと高い。

「地球の歩き方」は、1600円のが30ドルだった。これは犯罪すれすれでしょう。

紀伊国屋(Kinokuniya)< iPhone Live

ローガン空港に少し早く着いたので、一本早いシャトルでNYに来た。

待合せ時間まで少し余裕があるので、42丁目の紀伊国屋で地球の歩き方(次のターゲット=バルセロナ)を買った。ここの二階にカフェがあって、弁当があったのでここでお昼。

客は日系の顔目立つが、英語で話している人が多い。

快晴(Fair)< iPhone Live

お、快晴じゃん、と思ったらここは雲の上。Utadaの曲にそういう歌詞があったな。

最近会社できついことが多い。地上は土砂降りでも雲の上はいつも晴れ、だね。

シャトル(Shuttle)< iPhone Live

最近よく飛行機に乗るな。今日は会社を休んで日本から来る友人に会いにNYまで行く。

NYまでは飛行機で1時間。車で3時間半なので、時間的には車でもいいのだが、夕食後に車を運転してボストンに帰って翌日会社に出るのはちょっとつらい。

この国では、前を走っている車に金髪を認めた場合、イヌか人間かを見分けるのはかなりむつかしい。飛行機の場合は人間ですね。日本だとイヌの確率が高い。

2010年11月16日火曜日

靴箱の中で(In a Shoebox)

明日NYに出かけるので、靴を磨こうと思って靴箱からミンク・オイルを取り出した。扉を開けっ放しにしておいたら、案の定クーがやってきてたった一つの空間にぴったりはまり込んだ。クーは、こういうチャンスを絶対に見逃さない。あと一歩で四角いクーが見られる。クー、今は膝の上で抱かれて眠っている。

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2010年11月15日月曜日

太った特大ムササビ(Oversized Padded Flying Squirrel)

太った巨大ムササビのようなクー。サイドボードの下が気になって仕方がない。クーちゃんの白いお腹、本邦初公開。

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2010年11月14日日曜日

陽だまりの中で(At a Sunny Spot)

うちのネコが陽だまりの中でだんだん寝ていくのを見るのは楽しい。実に心休まる。

椅子のシートをガリガリやられたので、今日自分達で張り替えた。案外簡単。

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2010年11月13日土曜日

たそがれ時(Twilight Zone)

次女の通う地元の大学に出かけた。

着くのがあと10分早ければ、とも思ったが、それでもたそがれ時の微妙な色の変化を楽しむことができた。

たそがれ時の深紫色の空と茜色の雲、葉を落とした大木の黒いシルエットに飛行機雲のアクセント。

キャンパス内の湖=Lake Waban。

魚が跳ねてつくった波紋がグラデーションを成してどこまでも広がっていく。

きれいな半月。

拡大してみると半月の半径の直線って、随分ごつごつしている。

写真をクリックすると拡大される。

たそがれが深まり、ほとんど夜になる頃。写真を撮るには限界の明るさ。

ISOを3200まで上げ、Canon EOSの撮影モードをTwilightに変えて撮った。

実に人工的だがそれなりにうつくしい。

これはカメラの撮影モードというよりは街灯の照明の色が創り出した幻想的な色。

次女の寮のカフェで夕食をとり(父兄用の無料パスを持っているが、ここにはそのパスにパンチを入れる係りの人がいない)、サイエンス・センターで開かれた映画鑑賞会に参加した。親は3ドル。デカプリオと渡辺謙のインセプションInception)は、テンポがあって面白かったが、SciFi(SFは英語ではSciFi、Sci Fi、あるいはSci-Fi。サイファイと発音)のトリックが複雑すぎて、事後にねたばれの解説を読んでもまだ分からない。

このサイエンス・センターの建物は面白くて、左側の古いレンガの建物に右側のモダンなコンクリートの建物が追加されたのだが、その間のスペースや渡り廊下も含めて一つの大きなセンターを形成している。

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はじめての零下(Below Freezing Point)< iPhone Photo

今年始めての零下。

寒い!、といっても、これはコンピュータの温度計を見て初めて感じることで、家の中はセントラル・ヒーティングだし、窓の外は快晴だし、五感では分からない。

五感ではなく情報で寒さを感じるって、バーチャルなアメリカらしい。

昨夜は気になることがあってよく眠れなかった。さらに、土曜日なのに7時前に目が醒めてしまった。

朝一番、コンピュータに向かうと必ずクーちゃんがやってきて膝の上にすわる。僕は、クーを仰向けにひっくり返してお腹にくっつけ、顔と頭をゴリゴリ撫で回してやる。

クーをだっこしていると随分あったかいような気がするし、悪いことも忘れる。

おお、確かに忘れる!さて、コーヒーでもいれよう。

コーヒー・メーカーに水を入れようとして動かしたら、すかさずクーちゃんが隙間に入った。最近大きくなったけど、まだまだ好奇心の強い子猫だな。iPhoneの写真だけど、朝日の感じが出ているでしょうか? 30年もののカラー写真みたいだ。

今日は気晴らしに買い物に行こう。5ドル引きのクーポンを持って、ペットショップにクーちゃんのオシッコ砂を買いに行こう。

コーヒーを「いれる」の漢字は何だろうと思って、日本コーヒー協会のサイトを見たら「いれる」を使っていた。なるほど。

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お気に入り(Favorite Spots)

クーの最近のお気に入りは二階の階段の手すりの上。見よ、このイタズラっ子の表情。普段の表情とは全然違う。

我家には山小屋風の天窓があるので、二階の手すりの上は、森の木の枝の上のような感じがするのかもしれない。クーはサイベリアン・フォーレスト・キャットだからね。
この白い、小さくてきたない踏み台もクーのお気に入り。これでは何がどこにあるのかわからないでしょ?

数ヶ月前は小さくてこの中にすっぽり入れたのに、今では随分窮屈になってしまった、という顔?。

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2010年11月7日日曜日

24時間サンフランシスコ往復の旅(Round Trip to San Francisco in 24 hours)

24時間サンフランシスコ往復の旅(マイレージ・ラン)から帰ってきた。

マイレージ・ランというのは、航空会社のマイレージ・クラブのエリート・ステータスを獲得するための旅行のこと。ボストン-サンフランシスコは航空会社間の競争が激しく、距離は稼げるのに運賃は比較的安い(300ドル強)。

朝8時の便でサンフランシスコに飛び、空港でレンタカーを借り、バークレーまで走って長女を拾い、近くのディアブロ山までドライブして山頂で昼食。バークレーに戻り、海沿いのレストランで夕食。大学の裏山に登り夜景を堪能。長女をアパートまで送り、サンフランシスコ空港に戻って11時前の飛行機に乗り、翌朝6時半にボストンに戻る、という約24時間の超ハード・スケジュール。

ボストン-サンフランシスコは片道約2700マイル(約4350キロ)。アメリカ国内なので何となく飛んでしまうが、この距離は東京からブータン、シンガポール、バリ島、あるいはオーストラリアのダーウィンの距離に匹敵。ブータンに日帰りというのはあり得ないな。

写真は、ディアブロ山入り口のサンフランシスコらしからぬ紅葉。陽射しが強いので見事な色。

サンフランシスコ空港でレンタカーを借りた。週末はとても割安なのでシボレー・コルベットChevrolet Corvette)のオープンカー(アメリカではConvertibleという)を借りた。排気量6,156cc、最高出力436馬力。

ハーツ(Hertz)・レンタカーの#1 Club会員なので、カウンターでの手続きは全くなく、電光掲示板に示された自分の名前と番号を確認し、その番号の駐車ロットへ行き、そのまま出発進行。これは快適。

カリフォルニアは絶好のオープンカー日和。スピードはいくらでも出るのだが、なにせ風の音とエンジン音が凄くて、カーナビの案内が聞こえないほど。でもこの排気音がなかなか快感。かなり高速で走っていても、さらに加速がきいて気持ちがいい。

街中を走っていると「ナイス・コルベット!」の掛け声がかかる。黄色に黒のストライプのコルベットは確かに目立つ。

入学のときに引越しを手伝って以来、バークレーに来るのは初めて。何たる放任主義、もう4年生になってしまった。途中、学会のついでにサンフランシスコで会ったが、バークレーまでは足を延ばさなかった。だから当然、2年目から住んでいるアパートを見るのも初めて(見ても単なる雑然とした部屋なんだけど)。

大学の近くでサブウェイのクラブ・サンドイッチを買い、長女と二人で近くのディアブロ山(Mount Diablo)までドライブ。ディアブロ山は、バークレーから上り口まで車で30分程度、そこから11マイルの山道を登って山頂に着く。標高1178メートル。

山頂は風が強くて寒いので、クラブ・サンドイッチのお弁当はコルベットの中で食べた。黄色いコルベットに注目が集まる中、チープな昼食をとるのもなかなか乙なものだ。

山頂からの景色。小さな白い物体は巨大な風力発電機で、ここ(Altamont Pass Wind Farm)はアメリカで最も古い風力発電地帯らしい。

カリフォルニアの景色は、全般的に水不足で荒れた感じがする。もちろんヨセミテ国立公園のような絶景もあるが、例外のような気がする。

帰りがけにハング・グライダーを見た。随分高いところを音もなく飛んでいる。この辺に上昇気流があるのか、高度はむしろ上がっていく。

山を降りて、オークランド近くの韓国系スーパーマーケットでお買い物。何となくひなびた感じのスーパーに黄色いコルベットを停めて米や野菜なんか買うのもなかなか乙なものだ。排気音がうるさくて、恥ずかしい。

5時に予約してあったヨット・ハーバー沿いのレストラン(Skates on the Bay)へ。スターターの生ガキは海水が流れ出てしまっていてハズレだったが、地中海産ムール貝のチョッピーノ(Mediterranean Mussels in Cioppino、チョッピーノはトマトベースのシーフードブイヤベース、サンフランシスコ発祥)はおいしかった。ムール貝がプルプルに太っていた。

メインはカナダ・ノバスコシア州産の貝柱のたたき(Seared Jumbo Nova Scotia Scallops)と魚料理(Pan Roasted Pacific Crimson Snapper)。このレストランは素材(産地)にこだわっているようだ。

長女の誕生日は9月で、先月帰宅(3泊)した際にお祝のお寿司を食べた。でもオンラインで予約する際に、少し遅れた誕生祝いをするので最高の席を用意して欲しい旨のメッセージを残した。

お陰で夕日に面した窓際の席に案内してもらえたし、長女は期せずして何人ものスタッフからHappy Birthdayを言ってもらった。そして、ろうそくを一本だけ立てた巨大なチョコレート・ケーキをサービスしてもらった。

レストランの窓から見えた夕日に映えるゴールデン・ゲート・ブリッジ。なかなか贅沢な眺めだ。

そして、長く伸びる桟橋と対岸のサンフランシスコ中心部の夜景。桟橋の街灯の電球が一個だけ切れているのが残念。

レストランの外観。なかなか暖かい感じがしていい。

ボストンほど寒くはないのに、暖炉に火が入っていた。

夕食を終え、最後に長女の通う大学の裏山に登った。長女お勧めの夜景。大学のキャンパス、バークレーとオークランド、ベイ・ブリッジ、そしてサンフランシスコの夜景が一望でき、確かにすばらしい夜景だった。

長女をアパートに送り、空港でコルベットを返し、11時前の飛行機でボストンへ。機中は音楽を聴きながら寝る。

とても急がし旅行だったが、長女にも会えたし、コルベットにも乗ったし、大変楽しかった。

おまけのビデオ。コルベット、エンジン始動! 不思議なことに、排気音があまり拾われていない。



これはトンネルをぬけ、ベイブリッジを渡るところ。



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