2011年12月31日土曜日

Mission Complete

アメリカはまだ大晦日。TV Japan(ケーブルTV)で「紅白」の再放送を見ながら、今年最後の記事を書こう。

思い返せば 2011 年もいろいろなことがあったし、したし、いろいろなところにも行ったし、いろいろなことを感じたり、考えたりした。2012 年はさらにエキサイティングな年にしたい。

今年のクリスマス休暇の目標の一つは「絵を1枚描くこと」。無事達成(Mission Complete)。

ケンブリッジにある小高い丘=マウント・アーバンから眺めたボストンの遠景とさわやかな秋の空。実物はレター・サイズ(ほぼA4版)の水彩画。子供の絵みたいだけど、結構気に入っている。

2012 年はかなり忙しくなりそうだが、仕事も「創造」だから、たまに絵が描けるくらいの心の持ちようを維持したいものだ。

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2011年12月30日金曜日

デーリー・キャッチ

久しぶりにデーリー・キャッチに出かけた。でも、ブルックライン店は始めて。

The Daily Catch Brookline, Sicilian-Style Seafood and Pasta served in Boston since 1973.
441 Harvard St., Brookline, MA 02446, (617) 734-2700 (no reservations).

店舗は広くなく、20人程度で満員になりそう。伝統の飾らない内装と実用的なテーブル。

前菜にサラダとカラマリを注文。赤いソースはチリではなく、トマトベースのナポリタン。油っこくなくて、とてもおいしい。

料理にはピカピカに磨いたフライパンを使う。蓋にもフライパン。

コックさんは一人。ウェイトレスも一人。どちらも働き者でせっせとよく動く。

アメリカでは大変めずらしい光景だ。

できあがるとカウンターに置かれ、次々とウェイトレスが運んでいく。

メニューによっては調理したフライパンのままサーブされる。これがまたおいしい。

本日のスペシャル: 自家製イカ墨パスタを使ったシーフード・スパゲッティ。

Black Pasta, fresh home-made linguini with "Tinta di Calamari" Squid Ink. Shrimp, scallops, sauteed mushrooms, bell peppers & onions in a puree of Calamata olive & imported anchovoies & butter sauce.

そして好物のボンゴレ。

Vongole Neapolitan, R.I. Littlenecks served in their shells, Naples style, with white sauce (olive oil & garlic).

それぞれ全く違った味だが、どちらのパスタも大変おいしくて、無心に食べてしまった。満腹で、デザートの入る余地なし。

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2011年12月26日月曜日

優れ小物

<iPhone Live>
これは何でしょう?

何と iPhone 用の折り畳み式小型キーボード(普通のキーボードより二周りほど小さく、さらに半分に折りたためる)。

Blue Tooth で簡単につながり、どんどん入力できる。旅行(出張)のお供に最高。特に飛行機の中でのメールやブログ書きに威力を発揮すること間違いなし。

久しぶりの優れ小物の紹介でした。因みに、DinoDirect だと、かなり安く買える。

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New York

<iPhone Live>
久しぶりに家族で New York に遊びにやってきた。

朝ボストンを出て、昼過ぎに NY に着き、マンマミーアの昼公演を見て、散歩がてら五番街のユニクロで買物をし、イタリアン・レストランで食事をしてホテルにチェックイン。明日は美術館を回ってボストンに帰る。

今日は長女と次女が交代で NY まで運転、後部座席に座っての家族旅行は初めてかもしれない。

ミュージカルは久しぶり。物語は単純だし、ABBAの音楽には馴染みがあるし、なかなか楽しめる。

五番街のユニクロはとても大きな店舗なのに超満員。日本勢が頑張ってくれるのはうれしい。ヒートテック商品は超人気。自分も来月のパリ旅行のためにタイツを買った。

NY はとにかくすごい人出。M&M チョコレートのビルに入るのにも長い列、MoMA の前の屋台にまで長蛇の列ができていた。経済復活の兆しとすれば、我慢しなければ。

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2011年12月24日土曜日

メリー・クリスマス

メリー・クリスマス。

今年は手巻き寿司でメリー・クリスマス。純和風の「くりすます」。

お刺身はえびすやさんで特注! とても新鮮でおいしい!

考えてみれば、先月のサンクスギビングはすき焼きだったな

久しぶりの自作スイーツ。妻と次女の合作。

緻密なデコレーションは次女の得意領域。

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2011年12月18日日曜日

クー:アザラシ2

久しぶりにクーちゃん登場。

このふてくされた顔、そして首がなくなってアザラシのようになったクーちゃん。

などと書いていたら、8月7日に同様の記事を書いていたことに気づいた。ま、日常ってこんなもんだね。

最近は土日もよく働いているので写真を撮る暇がない。もうすぐクリスマス休暇だし、ちょっとのんびりしたいですね。

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2011年12月17日土曜日

ドタキャン

<iPhone Photo>
本来なら今日のちょうど今頃(午後6時過ぎ)、仕事でパリに向けてボストン・ローガン空港を飛び発つはずだったが、同僚の準備不足でドタキャン(cancelled at the last minute)された。先方(リヨンとパリ)は準備万端だったので、もっと迷惑に違いない。訪問先には、政府機関、弁護士、コンサルタント、病院などが含まれていたので、本当に情けないやら、申しわけないやら。

今日パリへ発つ予定で朝の9時にマミサロンが予約してあった。こちらは予定通り散髪に出かけた。散発が終わって支払いをしていたら、後ろから肩をポンとたたかれた。会社のKKさん。え、僕の次? 世間(ボストン)は狭いというか、とても奇遇だ。

散髪の後はいつも何故か喫茶店に行きたくなる。ところがレキシントンの町の中のスターバックス(2軒)はどちらも満員で断念。帰りにバトル・グリーンで写真を一枚撮って家に帰った。青空も陽射しも言うことなし。

左の木はレキシントンの町のクリスマス・ツリー。写真の具合で傾いて見えるが、本物はまっすぐ立っている。

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2011年12月3日土曜日

マウント・アーバン・セメトリー

ボストン美術館の中庭から見た青空があまりにもきれいだったので、帰り道にあるケンブリッジのマウント・アーバン・セメトリー(Mount Auburn Cemetry)へ行ってみることにした。去年の秋の紅葉は随分きれいだった。

期待を裏切らない美しい、広々とした青空だった。

アーバン・ポンド周辺。紅葉の時期のようにゴージャスではないが、静かな冬の雰囲気が出ている。

私と同じアイデアで、私よりも大きなカメラを抱えたカメラ小僧が数人。

これは、驚くほど静かな湖面に映った枯れ木。

特に手前のほうは鏡より透明感がある。

何やら風変わりな枝ぶり。

ここには面白い形の古い大木が一杯ある。次は春にどんな様子になるのか見に来よう。

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ドガとヌード

ドガとヌード(Degas and the Nude)という特別展に妻と二人で出かけた。

我家のメイン・バンク=バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)のサービス=「美術館を身近に(Museums on Us)」では毎月第一土曜・日曜に各州数箇所ずつの美術館・博物館が無料になる。

朝の9時半過ぎに家を出て、10時前にボストン美術館の近くに路上パーキング。2時間分のコインを入れた。

なにしろ入場料(一人22ドル)がタダなので、特別展だけ鑑賞して帰るという贅沢ができる。

ドガの特別展は期待を超えてすばらしく、特別展だけを見て、カフェで一服して帰ってきたらパーキング・メーターはゼロになって点滅していた。

展示は地下の大きなギャラリー(Gund Gallery, LG31)を全部使って、数百点の絵画や彫像を展示する本格的なものだった。

単にヌードが並べてあるのではなく、大きな絵の複数の下絵が展示してあったり、ヌードの下絵が本番では服を着ていたり、大変面白い。また、同時代の他の作家との比較なども興味深かった。

カフェに向かう途中、常設展のギャラリーを通り過ぎるとき、ゴーギャンPaul Gaugiun)の代表作: Where Do We Come From? What Are We? Where Are We Going? がなくなっていることに気づいた。どこかに貸し出されたのだろう。

替わりに、印象派のフロアーにあった絵が展示されていた(上写真、右の2枚)。

ボストン美術館には最近りっぱなレストランができたが、我家はもっぱら地下のカフェを利用する。

スターバックスのコーヒーと小さなケーキを2個、合計$8.51は許せる。

このカフェは安いだけではなく、中庭に面していて気持ちがいい。もちろん、寒くなければ中庭で食べたり、飲んだりしてもいい。今日はちょっと寒すぎる。

ボストン美術館の中庭のビルに区切られたボストンらしい深い色の青空が美しかった。

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Suica

<11月3日(木)>
久しぶりの東京。「Suica」は実に便利だ。

私がアメリカに渡ったころには、このようなチャージ・カードはそれほど普及していなくて、日本に帰ってきた際に初めて「Suica」を使ったときにはとても緊張した。

毎日使っている人は気が付かないかもしれないが、改札口には写真のようにスイカの絵が描いてあって、その先のセンサーに「Suica」を近づければ無事通過できる。

しかし、「Suica」初心者の私は、「Suica」をこのスイカの絵に「強く」押し当てたのだが一向に反応しない。私の後ろにできた行列は、「この田舎者」という視線を投げかけて隣の改札機に流れていく。

トホホ。

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台北のアンパン

<10月31日(月)>
台湾はコンビニの激戦区。日本でもかなり多いと思うが、台湾はその2倍。首都台北では、どこへ行ってもコンビニが複数目に入る。

ちなみにミニバイク・スクーターの普及率もすごくて、日本の約5倍以上。通勤の主役はもちろんバイク。

ホテルの近くのコンビニでアンパン(写真)を見つけた。病み上がりの私には貴重な非常食。早速購入。

よく見ると、必ずしも日本の製品ではないようだが、日本の製品を意識していることは確か。餡はいいが、パンは日本人にはちょっとふわふわし過ぎているかもしれない。

CCレモンも購入。アンパンとCCレモン、最強の組み合わせでしょ?

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2011年12月1日木曜日

古風な雑貨店(九份、台湾)

<10月29日(土)><iPhone Photo>
この日、台北から車で45分ほどのところにある九份という観光地に行ってきた

台湾映画のロケで注目されたのが始まりらしいが、昔金鉱で栄えた街並みを保存して観光地にしている。宮崎駿の「千と千尋の神隠し」の原風景ということで、日本人の観光客も多い。

この雑貨店(単なる軒先?)はメインストリートの外れにあり、古風さを保存したメインストリートの建物群とは違って、非常にナチュラルに古風だった。店番のおじいさんがほとんど動かない古風な置物のようで、置いてある帽子も実に古風だった。嵩張りそうだったので買うのは断念した。

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2011年11月26日土曜日

裏の雑木林

長かったサンクスギビングの休暇(9連休)も終盤。

今日は清々しい秋晴れ。自宅の裏の雑木林はすっかり葉を落として、林の奥がよく見えるようになった。

秋というよりは冬支度の佇まい。

昨日から長女の友達が遊びに来ている。

今日は朝から「ハッピー・フィート 2」を見に行った。やはり iMax で見るといい。画像は一段とリアルに改善されている。

前作の主人公マンブルが「心の歌」ではなくタップダンスで射止めた歌姫グローリアとの間に生まれたエリックが後半に聞かせる歌(Erik's Opera)は実に説得力がある。

明日は、NYに帰る長女の友達をボストンのサウス・ステーションに、長女をニュー・ヘブンまで送っていくので、大したことはできない。

連休中、大きなイベントはなかったが、少なくともロブスター-すき焼き-おでんと家族で夕食を共にすることができた。子ども達もアメリカのストレスの多い環境の中でますます忙しくなる。今年のサンクスギビング休暇は、少しでも他愛のない話ができて本当によかった。

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2011年11月25日金曜日

サンクスギビング

サンクスギビング・イブは意表をついてロブスターだったが、本番のサンクスギビングもターキーと思わせて「すき焼き」。

久しぶりに家族全員が揃い、シャンパン(Veuve Clicquot Ponsardin)で「渡米10周年」を祝い乾杯した。

多分1年ぶりに食べたすき焼きは大変おいしかった。最後のうどんと翌日のおじやも格別。冷凍技術の発達のお陰で、うどんは日本と同じものが手に入る。

写真にちょっとだけ写っているナショナルの電磁調理器は、少なくとも15年物で、昨日紹介した東芝の餅つき機を凌駕する。日本の技術と品質管理の優秀さの証!

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2011年11月23日水曜日

サンクスギビング・イブ

お昼に何が食べたいかと聞かれてお餅をリクエスト。

つき立てのお餅を「おろしもち」と「きなこもち」にしたら、いくらでも食べれる。

アメリカに来るときに持ってきた東芝の餅つき機は十年物だが、一度も故障せずに働いている。大したもんだ。

サンクスギビングの前夜祭という習慣はないようだが、我家ではロブスターでお祝い開始。

今日はどこへ行ってもサンクスギビングの買い物の人出で一杯。明日は家族で過ごすのが基本なので、ほとんどのお店が閉まってしまう。そして、サンクスギビングの翌日はブラック・フライデーで、どの店も大売出し。アウトレットやモールに入るための大渋滞になる。

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2011年11月20日日曜日

メーシーズ百貨店

<iPhone Live>
Amtrak は NY の Penn Station (Pennsylvania Station、マディソン・スクエア・ガーデンのあるところ)に着く。目的地の Andaz Hotel(5番街41丁目)までは1キロ強あるが、道も混んでいるようだし歩いていくことにした。

犬も歩けば棒に当たる。ブロードウェイにある百貨店=メーシーズ(Macy's)の本店のショー・ウィンドウのクリスマス用のディスプレーがとてもきれいだった。今年は操り人形がテーマのようだ。

少し時間があったので、紀伊国屋に寄ってパリの旅行ガイドと妻のシステム手帳用の来年のカレンダーを買った。

用事を終えて帰り道も歩いた。

タクシーに乗りたかったが、夕方のNYではタクシーは歩くより遅いことが多い。

お陰で、Macy's のディスプレーをもう一度、ゆっくり見ることができた。

本当に見事だ。

見事なディスプレーの近くの歩道では屋台が出て簡単な食べ物やドリンクを売っていた。

ソーセージが焦げて白い煙を出している。先月の上海の夜(最後から3番目の写真)を思い出す。

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反経済格差デモ in Boston

<iPhone Live>
サウス・ステーション(South Station)の正面玄関から交差点の反対側を撮影した。

ニューヨーク・ウォール街近くのズコッティ公園を震源地とする反経済格差デモ。ボストンでもハーバード大学構内などでデモンストレーションが行われているようだが、ここサウス・ステーションでも多数のテントが見らる。信号で車が停まると、ダンボールに主張を書いた人たちが横断歩道などでアピールする(ホームレスと手法が同じなので具合悪い)。

格差そのものはないに越したことはないが、これからアメリカが、日本が、中国が、どのような形の国にシフトして、その中で人々がどうやって自分のポジションを見つけて生きていくのか、本当に大変な時代になった。格差をなくすという方向性が解決になるのかどうか、疑問だ。自分を特徴付ける経験や能力を多少は身に付けておいた方がいいかもしれない。

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Going to New York

<iPhone Live>
ボストンのサウス・ステーション(South Station)から Amtrak に乗って NY に向かっている(電車の中)。日曜なのに日帰りの野暮用。

NY へは、ドア TO 目的地を考えると車、Amtrak あるいは飛行機で何れも3時間半、バスで4時間半。飛行機は840ドルでバスは20ドル。バスと Amtrak は WiFi が使える。最終的に振動が少ないと思って Amtrak にしたのだが、これが結構揺れる。これだと iPhone で入力するのはつらい。しかも、WiFi が遅い。

大き目のテーブル付の4人がけの席に座っている。僕以外は女性。

一人は iPad、一人は iPad とiPhone、他の一人は分厚い本。僕は IBM の小型パソコン X201 と iPhone。通路の反対側では Kindle で読書(iPad はインターネットというより読書用みたい)。

なんとまあ情報社会なんでしょうね。

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2011年11月19日土曜日

台北・夜市

<10月29日(土)>
台北では、市内の数箇所で毎晩「夜市(night market)」が立つらしい。その一つ、饒河街観光夜市(松山夜市)に出かけた。

500メートルほどの一本道の両側に小さな商店、中央に屋台がぎっしり並び、それをコの字型に左回りに進む。かなりの人出なので、一周するのに随分時間がかかる。

写真は焼きカキ屋さん。お腹の調子が良ければ絶対に食べるのだが、自粛。しかし、見るからにおいしそうだし、においも最高!

一番多く目に付く(あるいは鼻につく)のは臭豆腐の屋台で、発酵した豆腐を揚げて甘辛く味付けしてある。病み上がりの私には、臭いだけでも過激で近寄りがたいので、とても食べる気にはならない。

写真は今川焼きの小型版のようなもの。かなり人気があるようだった。

夜市は、お祭りの夜店の巨大なもので、基本的には小銭で買えて、あったらいいような、なくてもいいようなものが売られている。しかし、このような夜市が市内で数箇所、しかも毎日開かれるというのにこの人出には驚かされる。

大半が地元の人か中国本土からの観光客のように感じた。アジア人以外は白人父子を一組見ただけなので、極端に人種の偏った観光地。あるいは観光地じゃない?

もつ煮込みのように容器に入れて食べるものは屋台の横にテーブルがあって、大変な混雑のなかで皆ガンガン食べている。

夜市の最後のほうで見かけた小鳥屋さん。商売っ気のない(ように見せかけている?)おばさんがぼんやり店番をしている。

少し傾けて置いてある箱は、何と手製のスマート・ボール。上出来だと何か景品がもらえるようだ。そのあまりにも古びた様子が感動的だった。

夜市からホテルに帰るのに一苦労した。アメリカ系の超大手ホテルの名前を言ってもタクシーのドライバーが全く理解してくれない。後で分かったのだが、それもそのはず、ここでは英語の名前も完全に漢字に帰化しているので原型が残らないのだ。逆に「穴福皇宮」って言われてもどの辺が Westin? ホテルに電話して、タクシーの運転手に行き先を中国語で伝えてもらう。台湾で使える携帯電話がなかったらどうなっていたことやら。

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北の悪夢

<10月23日(日)>
日曜の夜は、週末にもかかわらず、上海にいる友人(中国人、受託試験会社社長)が夕食をご馳走してくれた。

多分ニュースかドキュメンタリーを見たことがある人もいると思うが、中朝友好の印として特別に認められている北朝鮮経営のクラブへ連れて行ってもらった。容姿端麗な「国家代表級美女」が接客し、歌や踊りのショーを売り物としている。外貨獲得と情報収集が目的らしい。

金日成のバッジをつけた民族衣装の特殊服務員にサーブしてもらう夕食はとても不思議な感じがした。歌や踊りは極度につまらないもので、テレビで見たことのあるマスゲームの規模を小さくしたようなもの。色気はまったくない。ステージの奥には液晶テレビが置かれていて、総書記が様々の国の要人と握手する画像が流されていた。プロパガンダ。

写真は北朝鮮製のアルコール度数の高いお酒(42%)。アムールトラの何かが入っている高級酒らしい。北朝鮮製のビールのラベルも撮影しようとしたら、服務員がボトルをくるりと回した。撮影禁止なんですね。ラベルに機密事項が書いてあるのなら、ラベルを貼らなければいいのにね。

同席の中国人が、よせばいいのに「上海と北朝鮮とどちらがいいか」と尋ねた。即座に「北朝鮮、早く帰りたい」と言っていた。もちろん、そういう答えしかできないのだろう。

その後、食あたりかアルコールで胃が荒れたせいか、3日間飲み食いができず、4日目に北京で病院へ行くことになるとは夢にも思っていなかった私でした。

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上海地質科普館

<10月23日(日)>
豫園商城内の南翔饅頭店で昼食
を済ませ、地下鉄で次の目的地=上海地質科普館(Shanghai Museum of Popular Geological Science)に向かった。しかし、最寄の地下鉄駅で降り、タクシーを利用し、いたるところで道を尋ねてもなかなかたどり着けなかった。

地下鉄は中国語が分からなくてもなんとかなるが、その後はまったくお手上げの領域。案内してくれた中国人の知人に感謝。

彼らのホームページにある以下の英文の記事を読んで、今回この博物館をぜひ訪ねたいと思った。ギネス記録が38メーターの珪化木(木が化石化したもの)の60メーターの標本があるという。他にもいっぱい標本があるので、値段交渉に来て下さい、って理解不能。

Two large petrified woods newly arrive at Shanghai Museum of Popular Geological Science. One is 40 meters long, the other is 60 meters. The Guinness world record of petrified wood is 38 meters, the two petrified trees both break this record.

Our museum has many petrified woods to sell, welcome to come to negotiate. Tel :021-33935971.

最初の写真は、この博物館の受付。テーブルも椅子も珪化木。なかなかやる。

二番目の写真はこの博物館の中央の展示。一応恐竜の化石も展示しているが、鉱物の展示がメイン。

そして右は恐竜のタマゴの展示。

ミュージアム・ショップが驚きで、標本としては立派な展示用のレベルのものがそれなりの値段で売られていた。

始祖鳥の化石を10センチほどの大きさに縮小したレプリカが売られていたが、売店のおばさんは鳥の化石だと言って売りつけようとしていた。もちろん、レプリカとしては高すぎるし、始祖鳥としては安すぎる。口がアングリですね。

これは博物館の外に並べられた多数の、そして巨大な珪化木の標本群。

なかなかすごいコレクションだ。すべて売り物で、値段交渉ができるようだ。どうもこの辺の仕組みが理解できない。

さて、肝心の60メートルの珪化木の標本がどこを探してもない。結局、受付に戻って尋ねると、その標本は売れてしまったという。そんなこと、あり得ない! ちょっとへなっとしてしまう。

しかし、ないものは文句を言っても仕方がない。

参考めでに、この写真が彼らのホームページに載っていた(今でも載っている)60メートルの珪化木の標本。

この見事な標本、誰が買って、何に使うんだろう。そのうちワシントンDCのスミソニアン博物館で展示されたりするんだろうか?

その60メートルの標本が展示してあった博物館の玄関前には、今は巨大な鍾乳石が置いてあった。

どだいこんなものを採取すること自体合法なんだろうか? ま、そんなことをいうと大英博物館やルーブル美術館の展示は大丈夫なの、と聞かれそうだけど。

上海市内へ帰るにはバスが便利、と受付のお姉さんに言われてバスを利用することにした。

バスの運転手はタバコを吸いながらのろのろと運転、後部座席に座った太った女性の車掌に大声で冗談を飛ばしている。まったく信じられない光景。

バスで通り過ぎる街並みは写真のように何ともいい加減で、この道が地下鉄の駅に繋がっているのかどうか、大変不安だったが、不安がピークに達した頃、だだっ広い畑の真ん中に小さな地下鉄の駅が現れた。

やれやれ。

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