2009年5月31日日曜日

アイマックスとマカロニ・グリル(IMAX and Macaroni Grill)

レディング(Reading)という町にある巨大スクリーンのアイマックス・シアター(IMAX 3D Theater)に「Night at the Museum 2 - Battle of the Smithonian」を見に行った。

ニューヨーク自然史博物館の展示物が夜中に生を受けて繰り広げる騒動記が第一弾。今回の第二弾は、舞台をワシントンDCのスミソニアン博物館に移して、またまた奇想天外の大騒動が繰り広げられる。

第一弾は日本で公開されたのだろうか?

アイマックスは、巨大なスクリーンと階段状の座席が特徴。デジタル・サウンド・システムも迫力満点で、ゆったりとした椅子も振動する仕掛けになっている。料金は11ドル50セントで、日本の映画館より安いと思うが、アメリカの普通の映画館(大人10ドル程度だが、昼間は大抵割引料金が適用される)よりちょっとだけ高い。

ここのアイマックスまでは自宅から車で20分くらいで行けるので、インターネットを見て突然思い立って出かけても結構間に合う。

ここのアイマックスはジョーダン家具(Jordan Furniture)に併設されている。ジョーダン家具は、マサチューセッツ州とニューハンプシャー州に巨大店舗を構える家具店で、一番上の写真ではとてもその大きさを表現できない。レッド・ソックスのオフィシャル・スポンサーとしても有名。右の写真のように、アイマックスに入るにも出るにも、家具の展示スペースの中をうろうろ歩かなければならないように設計されている。

メインの出入り口はビーン・タウン(Bean Town)になっていて、写真のようにジェリー・ビーンで作られた大きなキャラクターなどがいっぱいある。その奥では、コンピューター制御で音楽に合わせて変化する大きな噴水のショーが行われていて、その横にアイスクリーム屋さんがある。子供も退屈しないようにできている。

何故か空中ブランコの練習場もある。

映画が終わって、お腹が空いたのでアイマックスの近くのレストラン=マカロニ・グリル(Romano's Macaroni Grill)に出かけた。マカロニ・グリルは全国展開のイタリア・レストランで、高級レストランではないが、そこそこの値段でおいしい料理が楽しめる。

ウエイトレス、ウェイターの感じも良く、イタリア系の人が多い。ウェイトレスは、小柄でやせた人がほとんど。大柄でやせてない人が多い中、とても清々しい。

もう1時過ぎなので、正午にお腹の空く人たちは帰ったあとのようだ。

ここは、めずらしくオープン・キッチンになっていて、シェフの働く様子が見える。このスタイルは、他所ではあまり見かけない。

キッチンの清潔さや忙しさ、またどのような人がシェフなのが見て取れるので、これはなかなかいい。

長女と二人で食事をするのは久しぶりだ。2年前にカリフォルニアに二人で旅行したとき以来初めてかもしれない。

長女はParmesan-Crusted Chicken(9ドル99セント)=パルメザン・チーズと大きなチキン・カツがのったサラダ、私はSeafood Linguine(15ドル29セント、右の写真)=海鮮スパゲッティを注文した。写真では大きさが伝わらないが、小柄の日本人には明らかに分量が多すぎる。

チキン・カツは思いがけず日本のものに似ていて、ソースもとんかつソースっぽくて、おいしかった。海鮮スパゲッティの味付けも良かった。一般的に、イタリア料理は日本人の口に合うように思うが、この店は特にいい。そういう訳で、結局両方とも平らげてしまった。

結構話が弾んでいたので、お腹は一杯だったが、デザートを注文してしまった(もちろん一つだけ)。Three Berry Tiramisu(4ドル99セント)=ベリーの載ったティラミス(右の写真)はオシャレで、しかもおいしかった。二本のスプーンで少しずつ食べながら話すのはいい。

ちなみに、パルメザンはパルメジャンと、ティラミスはティラミスのままだがフランス語風(ほぼアクセントなし)に発音しないと通じない。

------------------------------------------
Romano's Macaroni Grill
48 Walkers Brook Drive
Reading, MA 01867-3224
Tel. 781-944-0575

Three Berry Tiramisu: Delicate lemon cake layered with blackberry, raspberry and strawberry puree, sweet mascarpone and whipped cream. Topped with fresh strawberries and crushed almond biscotti.

2009年5月30日土曜日

すしアイランド(Sushi Island)

今日は、久々に家族全員で、昼はロックポート(Rockport)に出かけ(関連記事)、夜は長女の強いリクエストで寿司を食べに出かけた。

すしアイランド(Sushi Island)は、いわゆる高級日本料理店ではなく、日本人が経営するスシ・レストランで、地元のアメリカ人に広く受け入れられているように思う。店内も、ちょっとシックな感じで、金曜と土曜の夜にはジャズのライブがある(各3ステージ)。今日は土曜日なので、薄暗い中でジャズ・ピアノ+ボーカルを聞きながら寿司をいただいた。


ジャズと寿司のコンビネーションに違和感があるのは日本人の感覚で、事実店内は満員で、注文した寿司がなかなか出てこなかった。日本人は我々の他にもう一組だけ。

高級日本料理店でないからといって寿司が安いというわけではない。写真の船盛りは二人前で40ドル近くしたように思う。

ネタは新鮮で味もいい。

写真の揚げ出しどうふ(6ドル程度)のように単品(Appetizers)は結構充実していて、量的にも良心的なような気がする。

すしアイランドはウェークフィールド(Wakefield)という町のメイン・ストリート沿いにあって、レキシントンの自宅からは高速(無料)を使って車で20分くらい<地図>。

------------------------------------------
Sushi Island
397 Main Street
Wakefield, MA 01880
Tel. 781-224-3479

ロックポート(Rockport)

ロックポート(Rockport)は、レキシントンの自宅から車で東へ50分ほど走ったところにある観光地<地図>。一度紹介したことのあるグルースターのすぐ近く(関連記事)。今日は本当に久しぶりに家族全員で出かけた。

小さな港町で、現在はロブスター漁が盛ん。右の写真中央の船がロブスター漁に使われる船=Lobster Fleet。人口は1万人以下の町だが、観光客で大いに賑わう。

ロックポート港(といっても大変小さな漁港)の小さな岬までの道の両側にずらっとみやげ物店が並ぶ。古くからの家をそのまま使っているので景観は悪くない。主に白人の観光客が多いように感じられるが、英語以外の言葉も聞こえてくるので、ヨーロッパからの観光者もいるようだ。

例えば福井県の東尋坊だと、みやげ物店の密集する通りを抜けると東尋坊の柱状摂理の断崖が現れて、一応オーと思うわけだが、ここはみやげ物店の先には小さな駐車場があって、ただロックポートの家並みと海が見えるだけ。日本人としては???と思う。

みやげ物店の裏は海になる。堤防とロックポートの家並みが見える。これはちょっと絵になる。今はちょうど引き潮のようだ。

この店はアクセサリーを売っていたが、ロックポートゆかりのものを売っている店が一軒もない。というか、何がロックポートゆかりなのか、何故ロックポートが観光地なのか、いまだに分からない。

この掘っ立て小屋のような建物、実はは銀行のATM。というか、掘っ立て小屋にATMが設置してある。でも、ちょっとシブいではないか。

観光地といえば宝石屋さん。観光地とは何の関係もない。そして、化石や琥珀まで売っている。これもロックポートとは縁もゆかりもないわけだが、僕は好きだから無条件で楽しい(買わないけど)。

化石を売る店は何軒もあって、つまり買う人もいるということ。この店のコレクションはかなり優れもの。

油絵を売るギャラリーも多い。この店はなかなか品がいい。海や船をモチーフにした作品が多い。長男が小さな油絵を買った(僕が払った)。

これは別のギャラリーの店内。店のオーナーとその母親が書いたものらしい。色使いがよくて、ちょっといい。ついつい買ってしまう観光客も多いだろう。

これは10センチほどの小さなオイル・ランプ。ちょっとカワイイ。長女がネコのやつを買った(僕が払った)。もちろん、ロックポートとは何の関係もないが、こういうところをぶらぶらするのは楽しい。

ロイ・ムーア・ロブスター会社。ロブスターその他をここで直販している。きっとガイドブックに取り上げられているような有名な店ではないかと思う。

この近辺のレストランよりは安いが、ロブスターが一匹20ドル程度で、スーパーで買う2倍以上はする(関連記事)。

簡単な昼食をここで食べた。クラム・チャウダー(4ドル)を2カップ、エビをゆでたもの(3ドル)1船、スモーク・サーモン(3ドル)1船を5人で食べた。合計14ドル。これは、ロブスター・サンドの15ドルよりも安い。

店の裏に廃材を利用したような本当に粗末な机と椅子が置いてあって、ま、ないよりはマシなわけだが、これに行列ができてしまうのはどうかと思う。

今日は気温もちょうどよく、久しぶりに家族全員で数時間を過ごすことができて、大変良かった。

------------------------------------------
Roy Moore Lobster Company
Bearskin Neck, Rockport, MA 01966
Tel. 978-546-6696

2009年5月28日木曜日

ロブスター(Lobster)

会社から帰る前に必ず電話をする。自宅まで車で10分くらいだから、必要ないと言えば必要ないが、必ず電話をする。

今日は近くのスーパーのセールで、長女のリクエストもあり、豪華ロブスターの晩餐らしい。ロブスター、ロブスターとワクワクしながら家に帰るのは楽しい。ロブスターはニューイングランド地方(コネチカット州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、メイン州、ロードアイランド州 )の名産品だが(特にメイン州)、観光地価格で、レストランでは当然目を剥くほど高い。さらに、ロブスターが入っていると屋台のサンドイッチ(ロブスターの肉を混ぜたマヨネーズ味のペーストを安物のパンにはさんだだけ)でも平気で10ドル以上する。

この辺りは海産物が豊富なので、スーパー・マーケットにも生簀があって、ロブスターやカニが量り売りされている。貝類も豊富。写真のロブスターは一匹8ドルくらいだそうだが、果たして高いか安いか。リクエストすれば無料でスチームしてくれる。

今週は寒い日が続いていて、今朝は出かけるとき7度で帰宅のときは10度だった。もうすぐ6月だというのにね。

2009年5月25日月曜日

帰宅(Homecoming)

長女がカリフォルニアから帰ってくるので、ローガン国際空港Logan International Airport)まで妻と二人で迎えに行った。朝の7時過ぎに到着予定。この時間帯だと、レキシントンの自宅から、渋滞がなければ車で20分くらいで着いてしまう。大変便利な空港で、海底トンネル(サムナー・トンネル=Sumner Tunnel)を使って5分くらいでボストンのダウン・タウンの入り口に着く。

西海岸を夜に発って東海岸に朝到着するフライトはレッド・アイ(赤眼)と呼ばれている。寝不足で眼が赤くなるから。いそがしいビジネスマンに愛用されている。

長女は2週間ほどこちらで過ごす。家族が一人増え、環境が変わるのはいいかもしれない。いろいろ話をするのが楽しみだ。その後、カリフォルニアに戻りネバダとの州境にあるレイク・タホ(Lake Tohoe)という景勝地で10週間のサマー・インターンをする予定。ネバダ大学の環境関連プログラム。もちろんインターンだから研修的要素が強いが、相応の給料も支払われる。大学だけでなく、企業もインターンを募集する。非常によい経験・交流の場を提供していると思う。

2009年5月23日土曜日

上原ひろみ(Hiromi Uehara at Scullers Jazz Club)

ジャズ・ピアニストの上原ひろみが、ボストンの老舗ジャズ・クラブ=スカラーズ・ジャズ・クラブ(Scullers Jazz Club)にやってきたので妻と二人で出かけた。スカラーズはレキシントンの自宅から車で20分くらい、チャールズ・リバー沿いのダブル・ツリー・ホテル(Doubletree Guest Suites Boston)の2階にある<地図>。

8時のチケットは売り切れだったので、10時からのステージに出かけた。上原ひろみのピアノはもちろん、ギターもベースもドラムもレベルがとても高くて、強弱のある、息の合った、ウィットもあるすばらしいステージだった。最後は総立ちの拍手(standing ovation)を受けてアンコール。バークリー音楽院(Berklee College of Music、ボストンにある世界的に有名な音楽学校)に5年通っていたと言っていたような気がするので、ボストンは彼女の音楽の原点かもしれない。

あんな小さな体が、ピアノ(音楽)という媒体を通じて何百人もの人に感動を与えられるとは本当にすばらしい。自分もがんばらなきゃ、とちょっと思いましたね。ステージの後、彼女のを買って、きっちりサインもらって、ちゃかり握手も(手が小さくて、もう一度感動)。ステージを2つ終えて、ちょっと疲れた感じでしたが、ハードなステージだから無理もない。ゆっくり休んで、また明日がんばってほしい。

今日は大変満足な一日だった。チケット2枚50ドル+ネット手数料7ドル50セント、ドリンク9ドル(二人ともノン・アルコール)、チップ2ドル、駐車場5ドルは大変お得。CD20ドルもいい(ジャズ・クラブのCDの値段は大抵20ドル。サインは無料。おつりの準備がいらないから)。

追伸:演奏中は撮影禁止ということで、写真は演奏前のクラブの様子。さすがボストン、演奏中誰一人写真を撮っている人がいなかった。当たり前、と思うかもしれないが、NYのブルー・ノートだともうガンガン。どちらがいいということもないが、これはボストンの品の良さかな。

Scullers Jazz Club at the Doubletree Guest Suites Boston
400 Soldiers Field Road, Boston, MA 02134
Tel. 617-562-4111

運動会(Sports Festival)

恒例のボストン日本語学校(Japanese Language School of Greater Boston)の春の大運動会(秋のはないけど)。残念ながら今日は曇りで、最高気温が16度、風があって大変寒かった。

規模は小さいが本格的。生徒達は一所懸命走るし、大会本部も来賓席もある。救急車だって待機している。違いといえば、ユニフォームがないことくらいかな。

今年は、インフルエンザ対策で午前中のみの開催となった。あまり体力を消耗しないように、という校長(文部科学省から派遣)の説明だったが、常識的にも科学的にも中途半端な対応で、「理解してほしい」と生徒に呼びかけていたが、アメリカ育ちの生徒には理解できなかったのではないだろうか。色んなものを足して割る、中庸、まるく収める、というような日本的な考え方を教えるにはいい機会だったかもしれない。何といっても、お弁当がなくなったのはとても残念。

生徒の父兄にはアメリカ人も多い。日本とアメリカは世界有数のカメラ小僧の国。輪になって前へ前へとジリジリ迫っていく姿は何処も同じ。背が高い分アメリカ人は有利かもしれない。

ボストン日本語学校は、幼稚園から高校2年生まで700人くらいの生徒がいて、土曜日の午前中に国語・古典、算数・数学などの授業が行われる。子供たちの日本語の能力を維持するためには、大変ありがたい。

2009年5月17日日曜日

アウトレット(Outlets: Wrentham Outlets)

今日はせっかくの日曜なのに天気が悪く(右の写真、空がどんよりしてるでしょ?)、写真を撮りに出かけるのはあきらめ、午後からレンサム・アウトレット(Wrentham Village Premium Outlets)に買い物に行ってきた。自宅から車で40分くらいかかるように思う。

このアウトレットは、この周辺では多分一番大きくて、170のブランドが入っている。通路は屋外で、はしごのような構造になっていて、右の写真が巨大な駐車場に面した手すりの部分、そして右下の写真のように何本かの通路が横木のように直角に走っている。

ボストン観光の一つとして、日本人向けのオプショナル・ツアーがあるようで、日本語の館内放送が聞ける(多分ここだけ)。日本人の係員がいるかどうかは確かめたことがない。

コーチ(Coach)は大人気で、入場制限をしていた。多分、何かの特売だろう。

ここに来るとあらゆる国の言葉が聞こえてくる。アジア人の顔をしていても中国語でも韓国語でも日本語でもない言葉を話し、西洋人の顔をしていても英語でもフランス語でもロシア語でもない言葉を話している。改めてこんなに言葉があるんだなと感心する。観光客もいるだろうが、こちらに出稼ぎに来ていて母国に帰る前に大量買いして帰る人も多いらしい。

いつもはここに来ても何も買わずに帰ってしまうのだが、今日はコロンビア(Columbia Sportswear Company)の厚手のウィンド・ブレーカー(90ドル)が50ドルになっていたのでめずらしく衝動買いをしてしまった。さらに、レジで50ドル以上の買い物で10ドルのキャッシュ・バックがあったので、大変得をしたようでついニンマリ。

2009年5月16日土曜日

ふたたびアメリカ花水木(Dogwood Again)

次女の銀行口座開設のためレキシントン・センター(町の中心)に出かけたついでに1775年にアメリカ独立戦争の発端となったレキシントン・コンコードの戦いで最初の銃声が放たれたBattle Green(今は小さな公園)に立ち寄った<関連記事>。

その途中、独立戦争当時からの民兵組織ミニットマン達がたむろしていたBuckman Tavernという居酒屋の横にきれいな花水木を見つけた。若い緑と青空とのコントラストがいい。

同じ敷地内にビジター・センターがある。ま、観光案内所だが、日本のものよりひっそりとしていて、おとなしい。ここは少しだけおみやげ物を置いている。

初夏 - レキシントン(Early Summer - Lexington)

次女の銀行口座開設のためレキシントン・センター(町の中心)に出かけたついでに1775年にアメリカ独立戦争の発端となったレキシントン・コンコードの戦いで最初の銃声が放たれたBattle Green(今は小さな公園)に立ち寄った<関連記事>。

4月25日に撮った全く同じ構図の右下の写真と比べると、3週間の間に随分葉が茂ったことが分かる。

予報では、今日の最高気温は20度。気温はさほどでもないが陽射しが強く、もう初夏という感じ。

この白い教会はFirst Parish Unitarian Churchというようだ。なかなかいい場所にいい感じでたっている。

社会正義と人間の権利を重視したリベラルな立場を取る教会らしく、立地条件に相応しい。

Battle Greenの緑もとても濃くなって、大変気持ちがいい。

右の写真をクリックして拡大するともっといい感じ。

町の映画館(Movie Theater: Lexington Flick)

レキシントン・センター(町の中心)の中ほどに映画館=レキシントン・フリック(Lexington Flick)がある。見るからにひなびた映画館で、外観だけでなく内部もひなびている(ホーム・ページもない)。多分100席くらいではないかと思う。狭いのでポップコーンのバターのにおいが充満していたような記憶がある。

この辺には、車で少し走れば、もっと近代的なムービー・コンプレックスや巨大なスクリーンのアイマックス(IMAX)がいくらでもある。しかし、だからといってレキシントン・フリックに誰も行かなくなるということはない。この辺はアメリカのいいところかもしれない。

映画館の左隣はビーズ屋さんで右隣は床屋さん。何かいい感じでしょ?

通りを歩いている人たちは、皆同じTシャツを着てイヌを連れているので、今日は何かのデモ(XXウォーク)かな?

銀行口座開設(Opening Bank Account)

次女が18歳の誕生日を迎え、晴れて銀行口座を開設し、自分のクレジット・カードを持つことができるようになった。今朝はレキシントン・センター(町の中心部)にあるバンク・オブ・アメリカで手続きをした(こちらでバンカメという略称を聞いたことがない)。

私と共同名義の口座を開設したので、私の持っている特典をすべて利用できる。通常残高が少ないと、口座維持手数料、オンライン・バンキング利用料、小切手作成料などは無料ではないし、小切手も利用回数に制限があったりする。

クレジット・カードは、月々の払い忘れがないように気を付けていいクレジット・ヒストリーを作らないと、将来住宅ローンなどを組む際の金額や利率にも影響する。

銀行の内部はこんな感じで、こじんまりとしている。口座開設や投資相談などは、右の写真のカウンターではなく、別の係員が個室で対応する。

また、一定以上の預金・投資残高のある顧客にはアカウント・マネージャーとファイナンシャル・アドバイザーがつくので大抵のことは電話かメールで済む。年に数回は専用オフィスで面会をして、1時間程度の投資相談をするが、全て無料。しかし、最近の経済情勢下、私のアカウント・マネージャーは解雇され、若干サービスが低下している。

レキシントン・センターは、端から端まで歩いても5分くらいだと思うが、他に7つも銀行の支店があるのを発見した。

2009年5月10日日曜日

アメリカ花水木とサツキ(Dogwood and Azalea)

隣町のバーリントン(Burlington)へショッピングに行く途中、ウーバン(Woburn)の小さな教会の前にきれいな花水木を見つけたので、帰りに立ち寄って写真を撮った。今日は快晴なので花水木のピンク色が映える。

これは自宅の近くで見つけたサツキ。どうもこちらの陽射しは日本よりきついような気がする。サツキの赤がちょっと赤すぎる。

ショッピング・モール(Shopping Mall: Wayside Commons)

今日は天気が良くなったので、一日中家の中にいるのはつまらないと思い、隣町のバーリントン(Burlington)にあるWayside Commonsという中規模のショッピング・モールで少し買い物をした。ここはアウトドア用品の専門店L.L.Beanがあるので時々出かける。一人乗りのカヤックが500ドル程度であることを確認。

L.L.Beanは日本にも進出しているような気がする。ちょっと高めだけど人気がある。

買い物に出かけると必ず「隣町の」という記事ばかりなのを不思議に思う人がいるかもしれない。私たちが住んでいるレキシントンLexington)は、教育や住環境が優れているために地価や住宅の価格がとても高く、小売業は採算が取れない。従って、この町にはスーパー、モール、レストランなどがほとんどない。何か買うには隣町まで行かなければならない。

モール内にCold Stone Creameryというアイスクリームのチェーン店がある。何種類かのアイスクリームやトッピングを注文すると「冷たい石=Cold Stone」のプレートの上で店員が混ぜてくれて、食べごろのクリーミーなアイスクリームがサーブされるところがブランド名の由来。

店ができたころ一度だけ食べに行ったが、店員が不慣れだったのか、アイスクリームが固すぎたのか、結局うまく混ぜられないままサーブされたのを憶えている。

2009年5月9日土曜日

カメラ屋さん(Hunt's Photo and Video)

そもそもこのブログを始めたのは、また写真でも始めようかと、何となく思い立ったからだ。今はSonyのコンパクト・デジカメCyber-Shot(5.0 mega pixels)を使っていて、それなりの写真は撮れるが、もう一つシャープな写真にならない。10万円程度のデジタル一眼レフ・カメラを買おうと思うが、この価格帯はエントリー・クラスと呼ばれていて、写真を趣味にしようというような人はもう少し高いのを買うべし、というメッセージが受け取れるが、大きなお世話だ。全く金銭感覚を疑う。

カメラは自分の手に合うかどうかが大事だから、主だったデジタル一眼レフ・カメラを見に、二つ隣町のメルロース(Melrose)まで出かけた。会社の同僚に教えてもらったハンツ・カメラ店(Hunt's Photo & Video)はこの辺では最大の小売店らしい。店の概観は無味乾燥・実用一点張りだが、内部は広くて、朝から客も多かったが店員の数も多い。CanonとかNikonとかのメーカーごとにカウンターがあって、店員に自分の要望を伝えると、これなんかどうです?、という感じでようやくカメラに触れることができる。いろいろ説明が聞けるのはありがたいが、静かに自分で見て回りたい。また、メーカーの店員なので、他機種との比較に関するアドバイスが得られない。

結局分かったのは、PanasonicのLumix G1は小さくて軽いが、ファインダーのイメージが実像ではなく液晶の画像なので嫌いだということ。大きさはCanon、Nikonでも許容範囲で他の機能は両社互角。レンズは広角から望遠までを一本でカバーするのが欲しいので、Tamuronがいいかも。Minoltaのレンズを持っているので、Sonyのボディだけを買うのが最も安上がりだが、どうだろう。

もう少し話を続けると、そもそも30年以上前に始めての海外旅行でインドに出かけたとき、初めての一眼レフ・カメラ、しかもニコンのF2を買った。しかし、旅の終わりにネパールのカトマンズで売ってしまった。水中カメラもニコノスを使っていたが、これもフィリピンに潜りに行ったときに売ってしまった。ひょっとして、いいカメラが居つかない運命なのかもしれない。

2009年5月3日日曜日

アメリカ花水木(Dogwood)

先週は木蓮が見頃だったが、今週は花水木(dogwood)がいい。道路の両側を眺めながら、隣町のウィンチェスター(Winchester)までドライブした(といっても片道15分程度)。残念ながら天気が悪くて、今にも雨が降り出しそう。花の色が出ない。右は教会の前庭の花水木。

帰り道、ウィンチェスターのセンターにあるベーカリー「La Patisserie」で一休み。日曜日で品揃えが少ない。写真の下段、一番手前にある「Belle Fleur」を食べた。外観はミルフィーユのようだが、大きくて、バターの味が濃厚。繊細さに欠ける。大きくて二人で食べれるからと言って3.75ドルは高い。

------------------------------------------
La Patisserie
30 Church St
Winchester, MA 01890
(781) 729-9441

2009年5月2日土曜日

白い花(Unknown White Flower)

自宅の前庭の木に白い花が咲いた。名前は分からない。他所で見かけるのはもう少し花の量が多いので、きっと種類が違うのだろう。

咲き始めたと思ったらもう散り始めている。葉も出始めたのでもうすぐ花は終わってしまうのだろう。あっさりしたやつだ。

先週は木蓮が見頃だった。サクラは終わってしまって、八重桜の時期のようだ。アメリカ花水木(Dogwood)も見頃だ。