2011年5月21日土曜日

ヨセミテ(Yosemite)

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バークレーから一泊二日でヨセミテ(Yosemite)に行ってきた。写真はトンネル・ビューポイントからの眺め。

あらゆるものが雄大で感動・感嘆の連続。バークレーからは4時間前後のドライブだが、この景色を見てしまえば何も気にならない。

何百枚もの写真を撮ってきたので、整理ができたら改めて紹介したい。

2011年5月17日火曜日

ガイドブック(Guide Book)

<iPhone Live>
2001年、アメリカに来る前に、そしてアメリカに来るために買ったガイドブック。

あれから10年。10年前は、自分の子供の大学の卒業式の後に家族でヨセミテ(Yosemite)に寄るなどということがあろうとは夢にも思わなかった。

待てよ、でも良く考えて見ると、10年前は今のことなんて何一つ想像できてなかったな。計画性がなかったと言われるとそれまでだが、私だけでなく、家族一人一人が思うところを実現していくと、全体としては思いがけない所に行き着くということかな。ま、いいんだけど。

静寂(Sound of Silence)

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お気に入りの SONY のノイズ・キャンセリング・イヤホン。コードが絡まるのが唯一の難点だが、我慢できる。

また上原ひろみを聴いている。Chick Corea との Duet というアルバム。目の前でサインしてもらったCDを持っている。

グラミー賞ピアニストとして随分有名になったようだが、有名になるとそれまでジャズに全く縁のなかったような人まで関心を持つというのは、ちょっとどんなもんだろうか。

上原ひろみは、ボストンのバークリー音楽院でジャズ・ピアノを勉強しているので、ボストンには馴染みが深く、ジャズ・クラブにも時々出演していたが、日本で人気が出るとボストンに来れなくなるのではないかと心配。日本の大きなホールでコンサートした方が効率はいいだろうが、ボストンの小さなジャズ・クラブも忘れないでほしい。

(後日、10月14・15日に Scullers Jazz Club でショーが予定されていることが分かった。早速食事付で予約した。食事付だと前の席が確保される。)

この便はボストン発サンフランシスコ行だが、その後国際線としてソウルに飛ぶ。隣に座ったおばさんは韓国人のようだ。あまり英語はしゃべれないようだが、シナモン・パンを買ったら小さいのが四つも入っていたので一つ食べないかとか、飴食べないかとか、全くじゃべらないのによく話しかけて(?)くる。英語の苦手な日本人は見習うといい。

(その後判明したのだが、このおばさん、沖縄出身の日本人で、アメリカは長くて英語も達者。お見逸れいたしました。)

京都にいたころ、一乗寺というところにあった一乗寺会館という小さな映画館でオールナイトの映画を見ていたら、隣の人がサクマドロップのあの缶を無言で差し出した。当然白いハッカのを一ついただいた。ま、そんなことを思い出した。

カリフォルニア(California)

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久しぶりに飛行機に 乗っている。早朝6時発のユナイテッド機でサンフランシスコに向かっている。C19番ゲートからの出発。10年前の911、このゲートを飛び発ったユナイテッド機は二度と着陸することなく貿易センター・ビルに突っ込んだ。アメリカでは、縁起が悪いという発想はないのか、C19は欠番になっていないし、連絡路の上にはむしろ誇らしく星条旗がはためいている。

今日は出張ではなく、休暇をとって家族全員(私、妻、次女、長男)で長女の大学の卒業式に参列するためにサンフランシスコに向かっている(6時間半のフライト)。

長女の祖母と叔母が大阪から、そしてもう一人の叔母が千葉からサンフランシスコに向かっている。空港で合流し、レンタカーを借りてバークレーに向かう。

今日は時間があればサンフランシスコを観光し、夕方はバークレーの人気レストラン= Chez Panisse でお祝いのディナー。明日が卒業式で、明後日は4時間ほどドライブをして一泊二日のヨセミテ(Yosemite)観光。金曜日の夕方、長女と大阪組二人をバークレーに残し、ボストン組と私の姉(長女の叔母)は夜遅くにサンフランシスコを発つレッドアイ(徹夜便)でボストンへ(土曜日の早朝着)。同じく土曜日、今度は長女が東京へ飛び、一ヶ月ほど仕事(インターン)に就く。大阪組は日曜日に帰国。次に7月に入り、高校生の長男が大阪で夏休みを過ごし、8月には大学生の次女がボランティアのために上海に行く。

すれ違いが多くなるが、これくらい忙しいのが丁度いい。震災関連の報道を見ているとコミュニティの重要性が強調されているものが多い。コミュニティの大切さはよく理解しているつもりだが、それだけに固執するのではなく、可能なら「外」に活路を見いだす選択肢もぜひ考えてみてほしい。

長女は、東京から帰った後、バークレーでサマー・コースをとり、秋からは東海岸のY大学の大学院に進学する。

2011年5月8日日曜日

花水木(Flowering Dogwood)

天気予報では、週末は天気が悪いことになっていたのだが、時々晴れ間も見られたので、買い物のついでにレキシントン・センターへ写真を撮りに出かけた。

今の時期は花水木Flowering Dogwood)が美しい。至るところで見かけるが、ここのは Buckman Tavern(酒場)前の花水木というところに価値がある。

1775年4月19日、ここレキシントンでアメリカ独立戦争の火蓋が切られたとき、アメリカの民兵たちは直前までこの Backman Tavern でたむろしていたという実に歴史的に価値のある場所なのだ。

青い空に映える赤い花水木。

これはビジター・センター前の大木。春からいきなり紅葉しているような木だが、少し西に傾いた陽射しを浴びて黄金色に輝いている。ゴージャスな色だと思う。

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2011年5月7日土曜日

プライベート・レッスンとタイ料理(Private Lesson & Thai Foods)

突然ゴルフを始めようと思い立って、早速プロのプライベート・レッスンを受けることにした。ゴルフは贅沢なスポーツという偏見を持っていたので、今まで一度もしようと思ったことがなかったが、理由もなく、突然思い立った。

幸い私の住んでいる町=レキシントンLexington)にはパブリックのゴルフ・コース(9ホール)があって、グリーン・フィー(greens fee)は町民だと18ドルなので何とか許容範囲。

今日は第一回目のレッスン。Joe McKinney という PGA (Professional Golfers' Association) のプロゴルファーに教えを乞う。写真右が Joe、左は私の次にレッスンを受けていた人。

教え方は大変論理的で、聞いている分にはよく分かるのだが、当たり前だが体がついていかない。それでも、丁寧に教えてくれるので、何回かレッスンを受ければ飛ぶようになるだろう。

レッスンが終わってから、今後の練習はドライビング・レンジですればいいかと聞いたら、まだ早いと言われた。ゴルフ・クラブは「そろそろ」買った方がいいかと聞いたら、まだいらないと言われた。つまんな~い。でも、自己流ではなく、何回かちゃんとレッスンを受けたら「プロのよう」に打てるようになる、と言われてすっかりその気になった。来週もレッスンだ!

ゴルフのプライベート・レッスンで気が大きくなって、ゴルフ場近くのタイ・レストラン= Green Papaya で昼食(普段は節約のため、めったに外食しない)。

シンプルなグリーン・サラダだが、甘くて辛い、そして甘いのか辛いのかよく分からない例のタイ・ベトナム風あまのじゃく(天邪鬼)ドレッシングがおいしい。

トムヤンクン(変換違いでトムヤン君と出たが、これいい感じ)。辛くて酸っぱい。

1979年にタイ・インド・ネパールを旅行した際に訪れたチェンマイの Chang Mai Noodle Soup を注文。結構辛くて、やはり少し甘くて、でも好みの味。

1979年7月14日、チェンマイで友人になったドイツ人の Pinky が道端の屋台のスープを唐辛子で真っ赤っかにして食べていたのを思い出した。

これは妻の注文したタイ・カレー。写真のように銀閣寺の向月台形のライスとカレーがサーブされる。

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花蘇芳(ハナズオウ)(Chinese Redbud)

先週も紹介したレキシントンのダンキン・ドーナツDunkin' Donuts)前のピンクの花が咲く木、友人が花蘇芳(ハナズオウ)Chinese Redbud)だと教えてくれた。

先週よりも花が開いて、一層豪華な感じになった。

ハート型で濃いピンク色の花びらがとても美しい。

記憶だと、結構長期間花が続いたように思う。来週はもっとゴージャスになっているかな。

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2011年5月3日火曜日

逆光のクー(Backlit Coo)

カウチの背もたれの上で遊んでいる我家のネコ=クーちゃん。

逆光の中、自慢の耳毛がピンっとアクセントに。

これはどういう姿勢だか、にわかには分かりませんねえ。

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2011年5月1日日曜日

朋あり遠方より来る(Visit of Long-Distance Friend)

金曜日の夜遅く、大学時代の友人からメールが入った。仕事でニューヨークに来ている、日曜の午後にボストンに移動するので「暇だったらお茶でも如何?」という懐かしい誘い文句。もちろん「ぜひ会おう」と返事をした。

日曜の3時頃、妻(同じく同窓生)と二人で彼の宿泊先へ迎えに行った。数十年前の癖のある雰囲気を残したまま白髪の会社の偉いさんになっているのがおかしい(もちろんお互い様なんだけど)。私はこれまでに何度か東京で会っているが、妻は初めてなので記憶との「ギャップ」が大きかったかもしれない。

ボストン市街を観光しながら話すか、郊外へ出るか、どちらがいいかと聞くと、一人では行けない郊外がいいというので、歴史の町=コンコードConcord)でカヤッキングと洒落込むことにした。今日は朝から雲一つない完璧なカヤック日和で、ようやく木々が萌え始めたボストンを味わうには最高。空の色もすばらしい。

車の中で話しながら、数十分で現地到着。すぐにカヤックを借りてコンコード川に入る。

カヤックは水面に近いので、自然との一体感が強い。久しぶりに会った昔の友だちと、アメリカでカヤックを漕いでいるのは、不思議なような、全く不思議でないような。でも、少なくとも数十年前、共に大学で学んでいたころ、こんな会い方をするとは想像もしなかった。

朋あり遠方より来る、また楽しからずや。

1.5キロくらい下って、史跡の Old North Bridge の下をくぐったところで折り返し South Bridge Boad House に戻った(帰りに流れに逆らうのはつらい)。

慣れない運動をしてお腹が空いた。おいしいクラムチャウダーが食べたいというリクエストに答えて、眺望のすばらしい Swampscott 海岸の Red Rock Bistro で夕食。

おいしいものを食べながら、遠くに見えるボストンのダウンタウンが夕日に染まり、そして夜景に変るまで、いろいろな話をした。

他の友達の消息などを聞いていると、随分変った奴等が回りにいたんだなあ、と思う(もちろん、これもお互い様なんだけど)。そして、いろいろな意味で、思えば遠くへ来たもんだ、と思う。

今日は、懐かしい友だちと青空の下でカヤッキング、そしてすばらしい夕日を見ながらの夕食、何ともゴージャスな一日だったなあ。

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