2009年12月30日水曜日

焼きメレンゲ(バシュラン・グラッセ、Vacherin Glace)

次女作焼きメレンゲ。抹茶の色、メレンゲの質感が面白い。口の中でシュワッと溶けて甘い。

2009年12月29日火曜日

クーちゃんが来ない - その2(Just Can't Wait for Coo - Part 2)

クーちゃんが来ない、ことになった。何ということだ!

その1で紹介したように、ブリーダー一家がインフルエンザに罹り、サイベリアン・フォーレスト・キャットのクーちゃんがいつ受け取れるか分からない状態になっていたが、結局本当に受け取れないことになった。想像を超える展開に家族一同呆然としている。

何度か催促の電子メールを送った結果、ようやく返事が来て、風邪は治ったようだが、今度はネコちゃんたちに寄生虫の疑いがでたということで、さらに受け取りの時期が不透明になった。いろいろ聞いているうちに、従来の薬での治療は行わず、彼女の信じるバイブレーション治療という民間療法で治そうとしていることが分かった。彼女のがんはこの治療法で治ったとのことだが、がんはたまたま治癒することがあるとしても、寄生虫の感染は根拠のない治療では難しいだろう。結局このブリーダーからネコをもらうことは諦め、これまで支払った手付金を全額払い戻してもらうことにした。

クーちゃんになるはずだったネコはステファン(Stephen)という雄ネコで、虚勢手術まで受けたのにうちの子になることはなくなった。まともな寄生虫の治療もしてもらえず、ちょっとかわいそうだ。結局、民間療法を信じるこのオバサンのお陰で、我々一家は12月の大半を振り回された形になった。あまりにひどくて、オバサンに文句を言いたいというよりは、もうこれ以上関わりたくないという気持ちのほうが強い。

早速マサチューセッツ州内および隣接するいくつかの州のブリーダーにメールを書いて子ネコが手に入るかどうかを問い合わせたが、ほとんど反応がない。悪い予感がする。ブリーダーをしている人たちのテンポは私たちのとはかなり違うようだ。

ベッドもトイレもサイエンス・ダイエットの高級缶詰(写真)も用意してある。クーちゃん、早く来い!

おからクッキー(Okara Cookies)

次女がつくったおからクッキー。砂糖控えめなのに不思議と甘くて、胡麻が香ばしい。

おからは或るアジア系マーケットで毎週土曜日に無料配布される。競争が激しいので、マーケットの名前は秘密なのだ。ムフフ...

2009年12月28日月曜日

肉まん(Steamed Pork Buns)

妻が作ったホカホカの肉まん。スイーツではないがおやつに近いということで。我々はご飯として食べたんだけど。

肉まん・あんまんは、今でこそコンビニなどで熱々が買えるのだろうが(もちろんアメリカにはない)、私の子供の頃にはそれほど一般的ではなくて、記憶にある限りではスキー場で初めて食べたような気がする。芯まで冷えた体にとても美味しかった記憶がある(立ち上る湯気も味の一部だった)。また、そういうものを親に買ってもらったりするのが、非常に楽しみだったような気がする(そういう機会が今よりずっと貴重だった)。

2009年12月27日日曜日

ホーム・パーティー(Home Party)

友人夫妻を招いてささやかなホーム・パーティーを開いた。パーティーというほどでもないが、ご馳走を食べながらワインとおしゃべりに興ずる。

特製焼き豚、甘えびのおさしみ、中華おこわ、なすの豆板醤漬など。

長女と次女はもう大学生なので大人の話に参加できる。アメリカにいる日本人として、あるいはアメリカの学歴を活かして日本で、今後どのような仕事を選択し、どのようなライフスタイルを確立していくのか、興味深いところだ。

友人をお招きするためのお花。

デザートは前の記事を参照。

Cream Puff & Kuri-Manju - for Guests

今日は友人夫婦を招いてささやかなホーム・パーティー。お客様をお迎えするために妻と次女がデザートをつくった。

カスタード・クリームと生クリームの入ったダブル・シュークリーム。アメリカではクリーム・パフ(Cream Puff)といって、シュークリームは通じない。Wikipediaによると、シュークリームは、フランス語のシュ・ア・ラ・クレム(Chou a la Cream)の「シュー」とCreamの英語読み「クリーム」からなる和製外来語とのこと。

強力第二弾は純和風の栗饅頭。

どちらの作品も食べても、目にも美味しそう。

2009年12月26日土曜日

甘えび(Maine Shrimp)

ケンブリッジ(Cambridge)にある1928年創業の鮮魚店=ニューディール・フィッシュ(New Deal Fish Market)で甘えびとおさしみを買って、今夜は豪華手巻き寿司!

ここの甘えびは、マサチューセッツ州の北に隣接するメイン州で獲れたもので、今朝水揚げされたピチピチのとれとれ。1パウンド(約450グラム)が4ドル99セントで、十分家族で食べれる分量。甘えびといえば北陸を思い浮かべるが、こんなに新鮮なものがこんなに安く食べれるだろうか?

生食用のサーモンも非常に美味。表示を見ると海で養殖されたもののようだが、脂がのって最高の鮨ネタ。お腹の部分の、特に脂ののった部分を量り売りしてもらう。

マグロもボストンは本場ですぞ。

ここのカキはコネティカット産で、美味しいのだが、1個が1ドル40セントで少し高め。

新鮮なタコをおいているのもここだけではないだろうか。近所の韓国スーパー・マーケット=H-Martにはユデダコがおいてあるが、高いし、それほど美味しそうではない。

その他、普段はヒラメやアジ、アンコウ、アンキモも手に入るが、今日はクリスマスの翌日なので、品揃えが十分ではない。

ネタを切って並べたところ。ウニはアメリカ産を東北の業者が輸入したような表示になっていたので、それをもう一度アメリカに輸入したということかな...

特に日本人を相手にしているわけではないようだが、「三枚」と言えば三枚におろしてくれる(他にもイタリア語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語が通じるらしい)。サケを注文すると皮は取るか、取った皮はどうするかと聞かれる。イタリア人三世のオーナー=カール(Carl)は威勢がいい上に勉強熱心で助かる。

New Deal Fish Market
622 Cambridge St., Cambridge, MA
617-876-8227
Hours: Mon 3pm-7pm, Tue-Fri 10am-7pm, Sat 9:30am-6:30pm, Closed Sunday

Pineapple & Kiwi Cake - Party

長男が知人宅へ泊りがけで遊びに行くのに次女が用意したパイナップルとキウイのケーキ。素材は簡単だが大変美しい仕上がり。こういうことをさせると次女は一家ではピカイチの才能と根気を発揮する。

2009年12月25日金曜日

カラオケ=ドレミ(DoReMi Karaoke)

ケンブリッジの隣町、オールストン(Allston)にあるカラオケ=ドレミ(DoReMi Karaoke)に家族全員で出かけた。クリスマスの夜、しかも雪が降り始めたので通りは閑散としている。カラオケ店が開いてたのが不思議なくらいだ。

子供達は時々友だちと出かけることがあるが、私と妻はアメリカにきてから始めてのカラオケ。19の個室があり、土地柄13の言語をサポートする。

子供達の新しい歌にはついていけないが、私もAIの「Story」と元ちとせの「ミヨリの森」で対抗した。これは、毎日通勤の車の中で聞いているので、多少歌える。元ちとせの歌は、初めて歌ってみたが、自分で歌っても不思議な感覚の歌だ。

料金は5人まで1時間30ドル(10人程度入れる部屋)、2時間歌いまくったので全員で64ドル払った。端数の4ドルは何だか分からない。日本のカラオケは幾らくらいなんだろう。因みに、飲み物・食べ物の持ち込みはOK、アルコールは禁止。お店には飲み物の自動販売機と袋入りのスナックが置いてある程度。超健全。

再発見、歌うのは楽しい。また行こう!

442 Cambridge Street, Allston, MA 02134
617-783-8900

2009年12月24日木曜日

クリスマス・イブの晩餐(Dinner on Christmas Eve)

久しぶりに家族全員がそろった。今年の冬休みは、ゆっくりと自宅で晩餐。

昼間から料理を作ったり、テーブルの準備をしたり。人数が多いと何かと楽しい。去年のクリスマス・イブはニューヨークへ遊びに行っていたような気がする。

今年の冬休みの予定は大いに狂わされてしまっている。実は、ネコを飼い始めるつもりで、すでにブリーダーを訪れてネコを選び、19日に受け取り予定だったのだが、その後急にブリーダーが風邪を引いたりして未だに受け取れていない。ネコちゃんのベッドやトイレも用意して準備万端、名前までつけてあるのに... シベリア原産のネコで、アレルギーになりにくいとされているサイベリアン・フォレスト・キャットのクーちゃん(Coo)、早く来い! 家族全員、首を長~くして待ってます。

クリスマス・イブの晩餐のメイン・ディッシュは特製焼き豚。そしてクラムチャウダーもしくはオニオン・スープ、じゃがいもとブリー・チーズ(最近発見したコンビネーション)、その他野菜類など。

飲み物は会社でもらった白ワインかチョーヤの梅酒。

長女や次女の大学のエピソードや将来の計画などを話しながら食事するのは本当に楽しい。

今日はデザートもリッチに。

メインはふんだんに栗を使った自家製モンブラン、その他各種クッキーなど。

2009年12月23日水曜日

クーちゃんが来ない - その1(Just Can't Wait for Coo - Part 1)

クーちゃんが来ない。

数ヶ月前にネコを飼うことを提案した。私以外の我家の住人は多かれ少なかれネコ・アレルギーがあるようなので、インターネットで調べるうちに、アレルギーになりにくいネコがいるということを発見。その名もサイベリアン・フォーレスト・キャット。見た目も性格もきわめてメローな感じで、性格はイヌに近いという紹介が多い。

マサチューセッツ州内でブリーダーを見つけ、ブリーダーの家を訪れて、先ずアレルギーのテストと飼育教室。2回ドタキャンされ、ようやく12月4日(金曜)に訪問することができた。アレルギー・テストを兼ねて2時間半ほど滞在し、その間にグルーミングや歯磨きの仕方の講習(これは親切)。また、十数匹いるネコの中に気に入ったものがあれば予約する。

遅延性のアレルギーもあるということで、気に入ったネコの毛をもらって帰る。枕の周辺に置いてさらにテストを続ける。多少のアレルギー反応はあるものの、まあいい大丈夫だろうということで、予約金の小切手を送り、不妊手術を行ってもらう。受け取りは手術から1週間強後の19日、長女を空港へ迎えに行ったその足で受け取りに行くことに決定。名前もクーちゃんに決定。

ところが、ブリーダー一家がインフルエンザに罹ったということで、これが再度ドタキャン。家族全員、今年の冬休みはクーちゃんと遊ぼうと決めていたのに、今のところクーちゃんがいつやってくるのか分からない。家族全員が途方にくれるという異常事態。準備はすべて整っているのに(写真はねずみのおもちゃ付きベッド)、ネコだけがいない。家族ばかりではなく、知人や同僚までまきこんで、首を長~くして待っている。アメリカ人の部下からのクリスマス・プレゼントは、私にワインとクーちゃんにはネコじゃらしだった。

クーちゃん、早く来~い。

Cookie House

19日、土曜日の朝に長女がカリフォルニアから帰ってきた。サンフランシスコを前日の夜の10時半頃に出て、ボストンに7時頃着く。時差が3時間あるので、飛行時間は5時間半程度。土曜日は夜半から大雪になり、日曜日の同便はキャンセルされた(滑り込みセーフ)。

地元の大学に通う次女は、期末試験を終えて21日の夜に帰ってきた。

これで、久しぶりに全員がそろった。

子供達が加わると、随分にぎやかになり、日頃はやらないことをやる。アメリカの大学はかなり忙しいので、子供達もゆっくりしたいのだろう。

クッキー・ハウスを作った。長女が設計し、妻と長女がクッキーを焼き、次女が組み立てとデコレーションを担当した。

オイスター(Oyster)

今日(12月23日)は我社の仕事納め。明確な勤務時間の概念がないので、今日のような特別の日は、お昼過ぎからそわそわし始め、3時頃には大半がいなくなってしまう。1月3日までの長期休暇(意外に思うだろうが、アメリカは、日本に比べて圧倒的に休暇が少ない)。

夕方、娘と二人で近くのマーケットまで生がきを買いに行った。クリスマス前の最後の買い物のために大変な混雑だ。

冬の東海岸は生がきがおいしい。もちろんどのシーフード・レストランでも食べれるが、マーケットで買って自分で貝殻を開けるのも楽しくて、おいしい。1個1ドル弱。

海水の塩味がたまらない。

貝殻を開けるにはちょっとコツがいるが、写真のような殻開けナイフ(本場フランス製!)を使うと比較的簡単。

2009年12月13日日曜日

雑木林(Wooded Area)

すっかり冬になった。裏庭の雑木林の木々には葉っぱが一枚もなくなった。最近は、朝方にはマイナス10度を下回ることも珍しくない。小鳥達も大変だ。

2009年12月5日土曜日

結婚XX周年記念行事第3弾:フォー・シーズンズとル・エスペリエ@ボストン(Wedding Anniversary Event #3: Four Seasons Hotel and L'Esperier)

結婚XX周年記念行事第3弾として、妻と二人でボストンの有名フランス料理店=ル・エスペリエで夕食をとり、そのままボストンの高級ホテル=フォー・シーズンズ・ホテルに一泊した。

豪華、豪華。

ちょうどXX年前、京都グランドホテル(現在のリーガロイヤルホテル京都)で挙式し、そのホテルに一泊。翌日、当時はまだそれほどメジャーではなかったモルジブ諸島へ新婚旅行に出かけた。思えば遠くへ来たもんだ。

写真は、磨き上げられた大理石の床に映りこむテディー・ベアのクリスマス・ツリー。

かわいい女の子がぬいぐるみの山にすっかり溶け込んでいる(右)。

知り合いの紹介でフォー・シーズンズ・ホテルの営業のジェシカを通じて部屋を予約した。キングベッド・ルームを230ドル(税金込みで263ドル)の超特価で予約できた(通常料金:400-600ドル)。ラッキーなことに、ボストン・コモンを臨むエグゼクティブ・スイート・ルームに無料でアップグレードしてくれた(通常料金:800-1200ドル)。

何がスイート・ルームかというと、この広いリビング・ルームが肝要。大型の薄型液晶テレビにDVD・CD・iPodプレーヤー、冷蔵庫の中には各種飲み物、仕事机とインターネット。

アメリカ人は、旅行中もできるだけ普段の生活に近いスタイルを守りたいと思っている節がある。少し仕事をして、その後ゆったりソファーでテレビでも見る、ということだろう。

ただ、そのために1200ドル払おうという気にはなれないけど。

ベッドルームには大きなクローゼットともう一つの液晶テレビ。

ジェシカに結婚XX周年のことを伝えておいたら、お祝いのアメニティー(無料)を用意してくれた。シャンパン、くだもの、デザート。

デザートの皿には祝ご結婚XX周年とチョコレートで書かれていた。アメリカは、こういうことにはマメですね。

もちろん、悪い気はしない。

ホテルに2時半にチェックイン、プールでひと泳ぎしてから予約してあったフランス料理店=ル・エスペリエ(L'Esperier)に出かけた。歩いて行ける距離なのだが、雨が雪に変わったので、タクシーで出かけた(ホテルの無料送迎車があるのだが、あいにく使用中)。

この店は、インターネットでさんざん調べて決めた(OpenTableYelp)。考えてみると、アメリカに来てフランス料理を食べるのは初めてだ。

今時のアメリカには珍しく、ジャケットとネクタイ推奨のお店(なくても大丈夫)。

これは日本の付き出しのような前菜。こんな小さな食べ物はアメリカで初めて見た。

ファースト・コースは、妻も私もフォアグラを選んだ。コース料金に10ドル増しだが、選んで正解。大変リッチな味わい。言葉では表現できませんね。

Roasted Hudson Valley foie gras with onion and cherry tart;
Concord grape jus.

運ばれてくる5種類ほどのパンも焼き立てで非常に美味しい。ついつい食べ過ぎてしまう。

メイン・コースに私はチキンを選んだ(Air-chilled Apple Street Farm chicken with chanterelles, pumpkin agnolotti and foie gras emulsion)。素材自体が大変美味しく、味付けもディスプレーも上々。

妻はうずら料理とうさぎのラビオリ。これも大変に美味。

ル・エスペリエは、繁華街のメインストリート=ボイルストン通り(Boylston Street)沿いのマンダリン・ホテル内にあって、コプリー・センターやプルデンシャル・センターからほど近い。

ゆっくり食事を楽しんでいる間に本格的な雪になった。向かいのスターバックスが霞んで見える。

もうお腹がいっぱいで、デザートは大きすぎたぐらいだが、やはりこれで締めくくらないと。ディスプレーが楽しい。

予約時に結婚XX周年のことは伝えてあったので、どのウェーターもウェイトレスも「おめでとう」と声をかけてくれる。なかなか、いい。

90席ほどの小さめのレストランだが、味もサービスも最高。コース料理(Prix Fixe)の料金が82ドル、フォアグラの追加料金が10ドル、その他飲み物代とチップを加えて一人120ドル程度。もちろん安くはないが、日本の高級料理店ほどのことはない。

レストランを出て、腹ごなしに近くのモールを歩いていると、ガラス窓ごしにレストランの厨房の様子が見えた(ル・エスペリエの厨房ではなさそうだ)。

こんなに忙しく働いているアメリカ人は初めて見た。

タクシーでホテルに戻り、特にすることもないので、一階のブリストル・ラウンジで一休み。フォー・シーズンズに泊まった記念に、Four All Seasonsというウォッカ・ベースのカクテルを飲んだが、量が多くて飲み干せない。

暖炉脇のソファーの席を取ってもらったが、ジャズの生バンド演奏もはいり、ほのぼのと快適だ。

満腹で、暖炉があって、音楽があって、少しアルコールが入って、正に至福の時ですね。

9時過ぎからデザート・バフェ(ビュフェ)が始まった。我々は、もう何もお腹に入らない状態だったが、アメリカ人には人気だった。いつか、お腹を空かせて、このバフェを目当てに来るのはいいアイデアかもしれない。

これは、入り口ちかくのバーの様子。ここでジャズを聞きながら歓談するのはいいかもしれない。

翌日は快晴となった。部屋の窓からボストン・コモンの北側にある州会議事堂の金色のドームが見える。いつもとは見る角度が違うので新鮮。

パブリック・ガーデンの小さな池にかかる橋。これも、ここからしか望めないアングル。

8階のプールからはボストン・コモンからパブリック・ガーデンまで一望できる。このパノラマを眺めながら泳いだり、ジャグジー(ジャクージ)に入ったりするのは、何ともはや、非常に贅沢。

特に何もすることはないので、ドライ・サウナやスチーム・サウナにも入り、体がほかほかになったところで12時にチェックアウト。

帰りは、高級住宅街マウント・バーノン通り周辺を散策して、チャールス通り沿いのパラマウント(The Paramount)という地元のレストラン(創業1937年)で昼食を食べて帰宅した。

大変贅沢な22時間だった。私たちのために、いったい何枚の皿と、何本のナイフ・フォークと、何個のコップが使われたんだろう。






結婚XX周年記念行事第1弾:Yoko Miwa@スカラーズ・ジャズ・クラブ
結婚XX周年記念行事第2弾:ボストン・ハーバー・クルーズ
結婚XX周年記念行事第3弾:フォー・シーズンズとル・エスペリエ@ボストン
結婚XX周年記念行事第4弾:ヨーヨー・マ@ボストン・シンフォニー
結婚XX周年記念行事第5弾:ロンドン、一日目
結婚XX周年記念行事第5弾:ロンドン、二日目
結婚XX周年記念行事第5弾:ロンドン、三日目
結婚XX周年記念行事第5弾:ロンドン、四日目
結婚XX周年記念行事第6弾:Hiromi@スカラーズ・ジャズ・クラブ

2009年11月21日土曜日

喫茶:バーンズ&ノーブル(Barnes & Noble)

バーンズ&ノーブル(Barnes & Noble)は喫茶店ではなく、本屋さんだ。ただ、頭の中では、バーンズ&ノーブルへ行こうと思うとき、70%以上は喫茶店に行こうと思っている節がある。

バーンズ&ノーブルは全国展開の本屋さんで、オンライン・ショッピングも充実している。オンラインで注文して、店で受け取れば送料も節約できる。我家の近所では、車で5分強の隣町のバーリントン(Burlington)にある。

日本の都会の本屋さんを見慣れている人にとっては閑散としているように感じられるだろうが、これは平均的な人口密度。

今年の夏、大阪・梅田の紀伊国屋書店で本を買ったのだが、バーゲン中のデパートみたいで、およそ落ち着いて本を探し、じっくり比べて、買うという、本を読むのと同じくらい重要な文化的行為が成り立たなかった。阪急電車に乗って、ようやくイソイソと本を開くことができた。そういう意味ではアメリカの方が正常。

一階の奥に喫茶コーナーがあって、スターバックスのコーヒーをいれている。チーズケーキ・ファクトリー(The Cheesecake Factory)という人気のチーズケーキ屋さんのチーズケーキも置いてある。

ここでは、書棚の前で本を比べるだけでなく、喫茶店に持ち込んでじっくり読み比べることができる。コーヒーが安いのもありがたい(2ドル弱)。だから、もちろんタダ読みもできるのだが、そういう人はあまり多くないと思う。

マンガ(Manga)コーナーがこんなに大々的にあるとは知らなかった。世界に誇る日本の文化ですね。

2009年11月15日日曜日

フォー・シーズンズでアフタヌーン・ティー(Afternoon Tea at Four Seasons)

大学時代の先輩が、ニューヨークへ出張のついでにボストンを日帰りで訪れてくれた。卒業以来初めて会ったが、人間それほど変わるものではない。

お昼前にローガン空港で先輩を出迎え、ノース・エンド(North End、イタリア人街)で昼食後、フリーダム・トレイルFreedom Trail)を話しながら散策し、ボストン・コモンBoston Common)、パブリック・ガーデンPublic Garden)まで歩いてフォー・シーズンズ・ホテル(Four Seasons Hotel Boston)のアフタヌーン・ティーで長い休憩をとった。

フォー・シーズンズ・ホテルのブリストル・ラウンジ(The Bristol Lounge)はいつものように落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと昔話をするには最適の場所かもしれない。

アフタヌーン・ティーのメニューは以下の通り: Scones and Tea Bread. Strawberry Jam, Lemon Curd and Devonshire Cream. Selection of Tea Sandwiches and Pastries. Served with a Pot of Brewed Tea of Your choice.

ホテルのサイトによるとボストンと紅茶の因縁は深いようだ: Since 1773 tea time has been a Boston tradition. On a cold December night, a small band of colonists threw 340 chests of tea into the Boston Harbour as a sign of protest against “taxation without representation.” It was the beginning of a chain reaction that eventually led to the Declaration of Independence. Today, afternoon tea is no longer a sign of protest – it is a civilized, refined respite from the taxing pace of the day’s activities.