長女と妻と三人でウォルデン湖(Walden Pond)に散歩に出かけた。この辺は、4月の始めだと雪が降ってもおかしくない気候なので、湖の畔は風が吹いて寒い。
湖の周囲に小道があって歩ける。日本のガイドブックにも載っているようなところだが、土産物店も何もない。夏にはビーチができる。小道の途中に、アメリカの作家・思想家=ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(Henry David Thoreau)が二年二ヶ月の間森で一人暮らしした跡が残っているが、家の土台と小さな看板があるだけ。
ソローは、1817年、地元のコンコード生まれの作家・思想家・詩人・博物学者。ハーバード大学卒。代表作『ウォルデン-森の生活』(1854年)は、後の時代の詩人や作家に大きな影響を与えた。
ソローの簡素な小屋を再現したものが駐車場の近くに建てられている。ただの物置小屋かと思って、通り過ぎてしまう人も多いのではないだろうか。
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