
残念ながら、午後は快晴というほどのいい天気には恵まれなかった。しかし、紅葉は最後の輝きをみせ、カラフルな絨毯のよう。

日本なら、枯れ木は「不要な木」で、増して眺めを遮るような「邪魔な木」は取り除いてしまおう、と誰もが思うのではないだろうか。しかし、アメリカでは切らない。そもそも、この枯れ木も含めて風景だと思っているような気がする。
そういう意味では、日本人の自然観というのは大変人工的で、より抽象的なものなのだな、と感じさせる。龍安寺の石庭なんか、アメリカ人の想像を絶するものに違いない。

岩の上が一番の撮影ポイントなので、彼らが満腹して立ち去るまで気長に待つことにした。
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