2010年11月13日土曜日

たそがれ時(Twilight Zone)

次女の通う地元の大学に出かけた。

着くのがあと10分早ければ、とも思ったが、それでもたそがれ時の微妙な色の変化を楽しむことができた。

たそがれ時の深紫色の空と茜色の雲、葉を落とした大木の黒いシルエットに飛行機雲のアクセント。

キャンパス内の湖=Lake Waban。

魚が跳ねてつくった波紋がグラデーションを成してどこまでも広がっていく。

きれいな半月。

拡大してみると半月の半径の直線って、随分ごつごつしている。

写真をクリックすると拡大される。

たそがれが深まり、ほとんど夜になる頃。写真を撮るには限界の明るさ。

ISOを3200まで上げ、Canon EOSの撮影モードをTwilightに変えて撮った。

実に人工的だがそれなりにうつくしい。

これはカメラの撮影モードというよりは街灯の照明の色が創り出した幻想的な色。

次女の寮のカフェで夕食をとり(父兄用の無料パスを持っているが、ここにはそのパスにパンチを入れる係りの人がいない)、サイエンス・センターで開かれた映画鑑賞会に参加した。親は3ドル。デカプリオと渡辺謙のインセプションInception)は、テンポがあって面白かったが、SciFi(SFは英語ではSciFi、Sci Fi、あるいはSci-Fi。サイファイと発音)のトリックが複雑すぎて、事後にねたばれの解説を読んでもまだ分からない。

このサイエンス・センターの建物は面白くて、左側の古いレンガの建物に右側のモダンなコンクリートの建物が追加されたのだが、その間のスペースや渡り廊下も含めて一つの大きなセンターを形成している。

「コメントを書くのは面倒」という方は、あなたのリアクションをぜひワン・クリック投票して下さい(↓)。

2 件のコメント:

  1. 下から3番目の写真の空の色は、すさまじい。我が家の台所からもきれいな夕焼けが見られて、下の娘がいるころは二人でよく感動しあってました。でも一人じゃちょっと寂しい。ウェルズリーカレッジは素敵なところですよね。みんなに開かれた場所だから、行けばいいと思うのだけれど、引っ掛かりが無いとなかなか行きません。後ろは見ない性格だけれど、あの4年間は本当に懐かしく、あのころはよかった、とつい思ってしまいます。

    返信削除
  2. あそこは本当に贅沢な空間ですね。先週はバークレーに行きましたが、ずっと日本の大学の雰囲気に似ていますね。

    写真は高感度撮影で、実はほとんど夜なんです。息をとめて、手が震えないようにするのが肝心なんです。あの写真の色は、肉眼ではもっと小さな変化を増幅したものです。でも、きれいですよね。

    勝手に作った≪コメントを残そう月間≫にご応募いただき、大変ありがとうございました。

    返信削除