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実は、今日の午前中もボストン美術館に行ったのだが、入場の列の長さに呆れて帰ってきた。
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行列は右上の写真のように10メートル程度まで短くなっていたが、建物内にも10メートルほどの列があったのでチケットを手にするまでには15分程度かかった。だから、午前中の数百メートルの行列に並んだ人たちはついさっきまでかかった可能性もある。
中に入ると5月に訪れたときに見た Chihuly のガラス細工の特別展に行列ができていた。5月には無料だったが、入り口に「今日のチケットは売り切れました」と書いてあったので、有料になったのかな?
<Twitter 友達のRさんから連絡をいただき、Chihuly 展が大好評だったようで、一日延長されて8/8が最終日となった。 その最後の週末だから混んでいたのではないかとのご推察。謎が解けた。>
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小さい部屋に人が一杯で身動きがとれない。
写真は美しい琥珀を使った19世紀の宝石箱。
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Jewels, Gems, and Treasures: Ancient to Modern
Roy Lichtenstein is known for his Pop art paintings derived from comic strips and advertisements, but his later work also drew on well-known masterpieces of art history. The ten paintings in this exhibition offer a rare chance to look closely at Lichtenstein’s interaction with impressionist...
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アメリカ館の2階の片隅にあって、分かりにくいせいか閑散としている。超満員のボストン美術館内でここだけが異次元の世界のよう。僕たちの他には仲良く手をつないだゲイのカップルが一組だけ。
Henry Newman のこの作品は細密ですごいが、期待していたのとはちょっと違う。
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これもちょっと期待はずれ。ボストン美術館にはそもそもすばらし水彩画が「常設展示」されていて、よほどのコレクションでないとアッと驚かない、という事情なのかもしれない。幸福なんだか、不幸なんだか。
Around the World in Watercolor
“Around the World in Watercolor, 1860-1920” features work by Americans who sought adventure and inspiration for their art. They ventured across the Atlantic and Pacific Oceans and traversed the American continent. Thirty watercolors from the Museum’s permanent collection by John...
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すると発見、モネの「日本衣装の女(La Japonaise, 1876)」がなくなっている。どこかに貸し出されたのだろうか。
代わりに Sir Edward Coley Burne-Jones, Hope, 1896 が展示されていた。
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25セントで12分だから、2時間分2ドル50セントを入れておいたパーキング・メーターがそろそろ時間切れになる頃。車に戻ると、ちょうどパーキング・メーターをチェックする係員が巡回中。僕はもちろん大丈夫なんだけど、何となくそそくさと美術館を後にする。
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