ボストンのローガン空港を夕方の6:45に発つアメリカン航空機(直通)に乗るとパリのシャルル・ドゴール空港に翌日の朝の7:45に着く。飛行時間は7時間弱。
鉄道(RER、高速郊外鉄道)が週末工事中だったので、バスでパリ市内に移動。
ホテルに荷物を預けて即外出。まず、妻指定のチョコレートを買いにジャック・ジュナン(Jacques Genin)のお店=La Chocolaterie de Jacques Genin(133, rue de Turenne, 75003)へ。徒歩20分程度。
その後、道を尋ね尋ねワクワクしながらピカソ美術館へ。しかし、着いてみれば2年前から改装中で入れない。
2009~2010版の「地球の歩き方」に改装中のことが書いてないのはひどい、と思ってよく見ると、一番下に小さい字で「注意」が....
でも、道を尋ねたおまわりさんも教えてくれなかったな。
ということで、タクシーに乗ってオルセー美術館(Orsay Museum)へ。今日は第一日曜で入場無料というわけで大変混んでいたが、数十分並んで入場できた。
Wikipediaによると、オルセー美術館では、原則として2月革命のあった1848年から、第一次世界大戦が勃発した1914年までの作品を展示することになっており、それ以前の作品はルーヴル美術館、以降の作品はポンピドゥー・センターという役割分担がなされている(むろん、多少の例外はある)。
入り口前の「写実的」なサイの像。
歩き回ってお腹が空いてしまったので、芸術に触れる前に食欲を退治しておかねば。
異様に美しい食堂。もちろん、料理には相応の値段がついている。
展示の内容は文句なしにすばらしい。何時間でも過ごせる。ルノワールの「都会のダンス」「田舎のダンス」やゴッホの「自画像」など、どれも一度は見てみたいと思っていた作品が所狭しと展示されている。
セーヌ川の畔を走る観光バス。
エッフェル塔を頭に乗せた女性の写真をいたるところで見かけた。ちょっと趣味悪いんじゃないの、と言いたいところだが、東京スカイツリーのマスコットはもっとすごいので黙っていることにする。
オルセー美術館はむかしの鉄道の駅を改造したもので、大きな時計が印象的(写真では木に隠れて見えない)。
セーヌ川に浮かぶ巨大な遊覧船。
オルセー美術館からソルフェリーノ橋を渡ってチュイルリー公園を抜けてルーブル美術館へ向かう。
凱旋門が見える。トラベル・アラートが出ているので行かない。
この彫像、トホホという感じが見事に出ているが、こんなところで裸でずっとトホホしてるのも辛いものがある。鳩も容赦ない。
エッフェル塔も見える。トラベル・アラートが出ているのでここから楽しむ。ここで裸でころがってるのもいやだなあ。
ルーブル美術館。今日は十分に時間がないし、入り口が混んでいるようなので諦める。
ルーブル美術館での休憩の仕方いろいろ。
ホテルに戻ってチェック・インし、シャワーを浴びて一休み。ヨーロッパのホテルとしては随分広めのセミ・スイート。コンファレンスの影響もあるかもしれないが、目を剥くような値段だ。窓からは遠くにエッフェル塔が望める。
ホテルの窓からの町並み。長い歴史と計画性のなさが生み出す生活感あふれる風景。こういうの、好きだな。
夕食はホテルの近所で。生カキや魚を売る鮮魚店を併設したレストラン。
これはいけるぞと思って生カキを注文したが、思ったほどではなかった。大変残念。
フランスのレストランは、隣のテーブルとの間にほとんど隙間がなく、奥の人が出ようとするといちいちテーブルを動かさなければならない。
これは不便というよりもう多分伝統で、フランス人たちは結構気に入っているようだ。
レストラン内の装飾ランプ。こういうのはオシャレだな。
ということで、昨日ボストンを出てからの長い一日が終わった。
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