坂本龍一(Wikipedia)の北米ツアー2010(Ruichi Sakamoto North American Tour 2010 - Playing the Piano)に出かけた。写真のレンガの建物がバークリー音楽院(Berklee College of Music)で、その左の白い建物がコンサートのあったBerklee Performance Center(Wikipedia)。このホールは小ぶりで間口が狭く、客席は細長い。1215人収容。
今日は朝から一日落ち着かなかった。夕方、待ち切れなくて、仕事を早々に切り上げてボストンに急行。しかし、インターネットで注文したチケットをボックス・オフィスで受け取り(郵送料節約)、駐車券にスタンプを押してもらったらすることがなくなった(スタンプがあると7ドルに割引)。
たっぷり時間があるので、近くのプルーデンシャル・センター(Prudential Center)で簡単に夕食を済ませた。モールの中は写真のようなアトリウム形式の通路で結ばれている。左の高層ビルがプルーデンシャル・タワー(Prudential Tower)でボストンで二番目に高い。右のビルは111 Huntington Avenueで、高くはないがボストンで一番新しい高層ビル。
夕食が終わって空を見上げると、111 Huntington Avenue ビルが夕日を受けて茜色に変色していた。リンクの写真を見てもらうと分かるが、このビルの本当の色はみどりがかったガラスの色。
今日のコンサートは、もともとは中国出張のために諦めていたので、妻は友人達と出かけるべくチケットを取った。その後、出張が取りやめになったので私も行けることになったのだが、女性群とは別行動をすることにした。
食事を済ませ、写真を撮りながら散歩してもまだ時間がある。
Berkleeの近くまで戻り、向かいのスターバックスに入って、カプチーノをのみながら時間をつぶすことにした。今日はどうも落ち着かない。
当然のことながら、ここはBerkleeの学生たちがたむろしていて、楽器を持っていない私など不当なほど凡人のように見えてしまう(ような気がする)。
ようやく7時半過ぎにドアが開いた。
ロビーでCDを売っていた。最新アルバム=Playing the Pianoを買った(20ドル)。先着30名限定のサイン入りのCDケースをゲット!
とてもうれしい。コンサートはまだ始まっていないのに、このまま帰ってしまってもいいような満足感。
舞台にはYAMAHAのグランド・ピアノが2台並べて置いてあった。
かなり間近になってチケットを取ったので、2階席しか取れなかったが、一番前のかぶりつきで、舞台の様子が良く見えた。
曲目は、このツアーのタイトルと同じ最新アルバムからのものが多かったのだと思うが、幻想的な雰囲気の曲から始まり、きれいな旋律の曲に移り、Merry Christmas Mr. Lawrence のアンコールで最高に盛り上がった。
僕にとって、坂本龍一の音楽は、死を間近にして自分の一生を振り返るのに最適だと思っている。しかし、今回生演奏を聞いて、途中希望が湧いてくるような和音が展開されることに気が付いた。う~む、そうすると死に際では都合が悪いかな。困ったぞ。
ボストン公演当日の曲目が分かった。iTuneで当日のライブが1曲150円で配信されている。しかし、アメリカのアカウントからは買えないような気がする。
1 glacier (9:56)
2 hibari (4:41)
3 still life (4:56)
4 nostalgia (3:44)
5 in the red (5:35)
6 a flower is not a flower (4:39)
7 mizu no naka no bagatelle (4:43)
8 tango(5:23)
9 amore (5:42)
10 bibo no aozora (6:06)
11 high heels (3:52)
12 loneliness (2:03)
13 the sheltering sky (6:22)
14 the last emperor (6:43)
15 happyend (5:18)
16 behind the mask (3:46)
17 tibetan dance (4:58)
18 thousand knives (6:04)
19 merry christmas mr. Lawrence (5:49)
20 parolibre (4:51)
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